ヴェゼルは貧乏人の車なの?みんなの印象・女子ウケも検証

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ヴェゼルは、ホンダが製造・販売するコンパクトSUVで、そのサイズからは考えられない車内空間の広さが魅力です。

200万円台のSUVとは思えない堂々としたデザインと、内装の充実度合いも評価されています。

しかし、価格帯のせいなのか、見た目が好みではないせいなのか、「貧乏人が乗る車」というイメージを抱いている人たちも存在します。

実際に、ヴェゼルは「貧乏人の車」なのでしょうか?徹底調査してきました。

車査定


目次

ヴェゼルは貧乏人の車なのか?

ヴェゼルが貧乏人の車ではありません。むしろ、経済的でコスパの良い車だと言えます。しかし、世の中ではヴェゼルを貧乏人の車だと考える人たちもいます。彼らがそう考えてしまう理由としては、以下のことが考えられます。

  1. 価格の手頃さ
  2. 普及率の高さ
  3. 性能の差
  4. 中古車市場の誤解

このように、ヴェゼルが貧乏人の車ではないのに、そう言われてしまう理由は多岐にわたります。中でも、価格の手頃さや普及率の高さというのは、評価されている点であるのに残念ですね。

ここでは、1つ1つ詳しくみていきましょう。

1. 価格の手頃さ

ヴェゼルの最も安いグレードは200万円台で購入できます。

他のコンパクトSUVと比べると、ヴェゼルはかなりお得な車です。

しかし、この手頃な価格が逆にヴェゼルのイメージを下げてしまっているのかもしれません。

高級感がある見た目と安い価格のギャップが、「貧乏人の車」という印象を生んでいるのかもしれませんね。

2. 普及率の高さ

ヴェゼルは非常に人気が高く、街中でよく見かける車です。

しかし、その普及率の高さが、希少性を失わせてしまっているのかもしれません。

高級感がある見た目と普及率の高さのギャップが、「貧乏人の車」という印象を強めている可能性がありますね。

3. 性能の差

ヴェゼルに乗っている人のイメージは、貧乏人と金持ちの両極端に分かれがちです。

スタイリッシュなデザインと高い燃費性能を評価する人たちは、特段ヴェゼルを「貧乏」とは考えていません。

ただし、「内装がフィットに似てあまり高級感を感じない」「エンジンパワーがあまりない」という点から、ヴェゼル=貧乏人の車と考えてしまう人たちがいるのかもしれません。

4. 中古車価格の誤解

ヴェゼルは中古車市場で、より安価に購入できる車となっています。

だから、あまりお金持ちでなくても購入できる車として、「貧乏人の車」と思われてしまうのかもしれません。

以上の4つの理由から、ヴェゼル=貧乏人と考える人たちが存在すると考えられます。

「安いが高級感のある車」という立ち位置が、逆に貧乏人が背伸びしているような印象を与えてしまうのかもしれませんね。

ホンダ ヴェゼルを買うべき年収はどのくらいなのか?

しかし、ヴェゼルを購入する上で望ましい年収を考えてみると、決して「貧乏人の車」とは思えません。なぜなら、ヴェゼルを所持して運転している人たちは購入するための初期費用のみならず維持費を支払っていたりしており、多額のお金をヴェゼルに使わなければならないからです。

この章では、ヴェゼルの新車・中古車価格がどのような金額かを解説します。

ヴェゼルの価格

ヴェゼルの価格は以下の通りです。

グレードFF4WD
G(ガソリン)2,399,100円2,619,100円
e:HEV X(ハイブリッド)2,778,600円2,998,600円
e:HEV Z(ハイブリッド)3,001,900円3,221,900円
e:HEV PLaY(ハイブリッド)3,418,800円
ホンダ公式サイト

確かに、ヴェゼルは200万円台から購入できるため、「高級車」の部類には入らないかもしれません。しかし、この価格にオプションなどもつくと、決して安くない車です。

ヴェゼルの中古車価格

年式価格
2018年式160万円
2019年式190万円
2020年式200万円
2021年式220万円
2022年式230万円
2023年式230万円
2024年1月現在

ヴェゼルの中古車価格は、平均的には以上のような価格になります。

2021年を境にモデルが違うこと、そして事故歴・故障歴が存在する可能性があることは忘れずに、中古車は購入することが重要だと思います。

ヴェゼルの維持費

維持費の面では、ヴェゼルは燃費の良さや保守の容易さから、長期的に見て経済的です。

実際のオーナーの例を見てみると、ヴェゼルのオーナーの中には、年間の維持費として約30万円を支出している方がいます。

これは以下のような人の維持費になります。

走行距離:1万km
燃費:20km/L
ガソリン代:リッター170円
保険料:15万円/年
税金:36000円(自動車税)+24600円(重量税)=60600円
整備費:5万円

これで、合計が約34万円となります。

これはコンパクトSUVとしては少々高い部類に入りますが、保険料の削減などを行えばより安くできます。

より詳しく維持費について知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

これらの費用を考えると、簡単に支払えるものではないことが目に見えてわかります。

ここから、ヴェゼルに乗って、それを維持できている人たちは決して貧乏人ではないと言えるでしょう。

ヴェゼルの女子ウケは?彼氏が乗ってきたらどう思う?

ヴェゼルが貧乏人の車かどうかを気にされている方の中には、「女子ウケ」「彼女ウケ」を気にしている人も多いでしょう。

ご安心ください。ヴェゼルは女子ウケが良い車だと思います。

理由は2つです。

  • 棘のないクールなデザイン
  • 無理をしておらず経済的

では、一つずつ見ていきましょう。

棘のないクールなデザイン

ヴェゼルは、他のSUVに比べてもクーペスタイルのカッコイイデザインをしています。

加えて、内装もPLaYグレード以外はオールブラック、PLaYグレードはグレージュの内装となっておりとてもオシャレです。

男らしい・たくましい車も良いでしょうが、このようなスマートな車の女子ウケもかなり高そうです。

また、より経済的に車を購入したいと考えている方々は、車買取比較サービスを使って高値で自分の車を売っているというのも良いポイントかもしれませんね。

ズバット車買取は、平均21万円下取り価格をUPさせてきた実績があります。まずは32秒で一括査定を申し込むのも良いかもしれませんね。

無理をしておらず経済的

ヴェゼルは先述の通り、200万円台の車です。決して高い車の部類には入りません。

ただし、これを気にして無理に高い車を買っている人は、果たして魅力的でしょうか?

これは賛否両論あると思いますが、私は自分のできる範囲内で一番良い選択をしている人の方が良いと思います。

ヴェゼルはその点、高級感や室内空間も兼ね備えているコスパの良い車と言えるのではないでしょうか。

女子ウケはその点、良いのではないかと思います。

ヴェゼルを購入する客層は?

ヴェゼルを購入する客層は様々ですが、言えることは「スタイリッシュさと経済性を両立したい」と思っている方々ではないでしょうか。

ヴェゼルはそのような要望においてとても良い選択肢だと思います。

個人的には、ヴェゼルを買う人たちは「頭よくお金を使っている、けれどこだわりがある」という印象を持ちますね。

ヴェゼルを選ぶことのメリットとデメリット|実際の性能を見てみよう!

価格・維持費については確認しましたが、ここで一度、「中立的な視点からヴェゼルを選ぶメリットとデメリット」を確認してみましょう。

性能に関しても考えることによって、より中立的で論理的な視点からヴェゼルを選ぶ決断を下すことができると思います。

メリット

  1. 手頃な価格: ヴェゼルはその特徴と能力を考慮すると競争力のある価格設定であり、お金に見合った良い価値を提供します。
  2. 広々とした実用的な内装: ヴェゼルの内装は、フラットな床と座席および荷物エリアの十分なスペースで、その空間と実用性で高く評価されています。
  3. 燃費の良さ: 特にハイブリッドモデルでは、ヴェゼルは優れた燃費を提供し、長期的にはかなりのコスト削減につながります。
  4. 高い再販価値: ヴェゼルは良い再販価値を維持しており、購入者にとって財政的に賢明な選択となります。
  5. 品質と信頼性: ホンダの品質と信頼性の評判はヴェゼルにも及び、メンテナンスコストの低減と故障の心配の少なさを保証します。

デメリット

  1. 限られたエンジンオプション: ヴェゼルは、特にガソリンモデルにおいて、限られたエンジンオプションを持っており、すべての購入者に訴求するわけではありません。
  2. 内装デザイン: 一部のユーザーは、内装のデザインや素材が競合他社に比べて高級感が少ないと感じるかもしれません。
  3. パフォーマンス: 効率的ではありますが、ハイブリッドモデル以外のヴェゼルのパフォーマンスは、よりダイナミックな運転体験を求める人には満足できないかもしれません。
  4. 比較的基本的な機能: 一部の面で、ヴェゼルは競合他社が提供する先進的な機能や最先端の技術に欠ける場合があります。

全体として、ホンダ・ヴェゼルはコスパがいい車と見なされており、手頃な価格、実用性、効率のバランスのとれた車であり、コンパクトSUVの一角を担っています。

ヴェゼル購入の経済的判断とリセールバリュー

ヴェゼルの購入を検討する際、経済的な側面は重要な要素です。

一括購入とローン購入のどちらを選ぶかによっても、ヴェゼルのコストパフォーマンスは異なります。

ヴェゼルはリセールバリューが高く、長期的な保有においても価値を維持しやすい車種です。

他の車種との比較分析を行うと、ヴェゼルは同クラスのSUVと比較しても優れた燃費効率と低い維持費を提供します。

実際にヴェゼルを購入したユーザーの経験談も、その経済的な魅力を裏付けています。多くのオーナーは、ヴェゼルの維持費の低さや、売却時の高いリセールバリューを経験しており、これらの要素がヴェゼルの購入を後押ししています。

https://twitter.com/ma_a_chanman/status/1617496586988421121

結論として、ヴェゼルは経済的な観点から見ても賢い選択肢です。その優れたコストパフォーマンス、低維持費、そして高いリセールバリューは、長期的な自動車保有の計画において重要な要因となります。購入前にこれらの点を十分に検討することが推奨されます。

SUV車としてのヴェゼルの立ち位置

SUV車種としてのヴェゼルの立ち位置は、多目的性と都市部での使いやすさによって特徴づけられます。

ヴェゼルは都市部の運転に最適なサイズと機能性を提供しつつ、オフロードや長距離運転にも対応可能な性能を持っています。

このバランスが、ヴェゼルを特に小家族や若い世代に人気のある選択肢にしています。

さらに、ヴェゼルは環境に配慮した効率的なエンジンや、先進的な安全機能を備えている点も、SUVとしての魅力を高めています。

ヴェゼルのオーナーからの直接のフィードバックも、この立ち位置を支持しています。

多くのオーナーは、ヴェゼルの使いやすさと多機能性を高く評価しており、特に都市部での日常の運転や週末のアウトドア活動において、その利便性を享受しています。

結論として、ヴェゼルはSUV車種として、都市部での運転のしやすさと多目的性を兼ね備えた車種です。

環境への配慮と安全性の面でも高い評価を受けており、これらの特性はヴェゼルを特に都市生活者にとって魅力的な選択肢にしています。

ヴェゼル、特に新型は「やばい」とも言われている場合がありますが、そのようなことはないことが、以上からわかりますね。

また、他の車と比較したらどうなの?と考えている人たちには、ヤリスクロスとヴェゼルの比較記事をお勧めします。

【まとめ】ヴェゼルと貧乏人のイメージを再考

総括すると、ヴェゼルが「貧乏人の車」というイメージを持たれがちなのは、

  1. 価格の手頃さ
  2. 普及率の高さ
  3. 性能の差
  4. 中古車市場の誤解

によって生まれていると考えられます。

しかし、ヴェゼルは経済的な選択肢として、多くの人から支持されるべき車であることを実際の価格・維持費・性能から今回は検証しました。

「我は我が素を行う」ということわざがあるように、あなたの経済状況・持っている価値観から車を選ぶべきではないでしょうか。

是非、冷静に価格・維持費・性能を加味して、周りに左右されない視点からヴェゼルの購入を検討してみてください。

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この記事を書いた人

車雑誌・ラジオ・新聞コラムを担当する車好きなFP記者。特に、車一括査定は「取材」と「実用」で精通!
資格:教員免許/FP技能士/カーソムリエ/WEBライティング実務士

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