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新型コロナウイルスや半導体不足の影響で減産が続き、不調に陥っているメーカーも多いです。
しかし、国内自動車メーカー大手7社は2021年度の国内生産台数が減少している中で三菱自動車は唯一増加を達成しました。
大きな原動力となった「アウトランダー」は2021年度国内販売台数が一位になったことがわかりました。
アウトランダーは北米でも売上が増加
三菱自動車は4月8日にアウトランダーPHEVが2021年度の販売台数は1万1663台になっており、国内で1位になったことを発表しました。
販売台数には昨年12月に発売した新型「アウトランダー」(PHEVモデル)と先代「アウトランダーPHEV」、「エクリプス クロス」(PHEVモデル)も合算した数値になります。
三菱は北米での販売台数も増加しており、アウトランダーPHEVは3万台以上販売され、前年度比約25%増加の立役者となりました。
さらに、2022年に新型軽EV「K-EV コンセプトXスタイル」の発売も予定されているため勢いを強めていくでしょう。
2022年は三菱が躍進か
アウトランダーPHEVはだけでなく、根強い人気で安定した売れ行きを見せる「デリカD:5」や軽自動車販売を支える「eKシリーズ」もあるため、去年に引き続き好調な売上が予想されます。
アウトランダーPHEVは高い走破性とアウトドアなどで電源としても活用できる利便性があります。
アウトドアブームで野外でのアクティビティを楽しむ人が増えており、コンセントを使用して電子レンジなどの消費電力が高い電化製品を使えるアウトランダーPHEVは非常に需要が高くなるでしょう。
さらに「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」で補助金を受け取ることができ、初度登録時には重量税などの減免も可能なので初期費用を抑えて購入することができます。
現在はガソリン高騰が続いており、燃費のよいSUVを乗りたいという人にとってアウトランダーPHEVは候補に上がる車です。
様々な要因で人気が上がっているため、今年もどんどん売上を伸ばしていきそうです。
アウトランダーPHEVの人気は予想以上
アウトランダーPHEVは人気があることはわかっていましたが、まさか1位になるとは思っていませんでした。
非常時のバッテリーとしても十分な性能もあるので地震などの災害が多い地域の方も購入を検討しそうですね。
走破性の高いSUVは海外でも人気なので、日本を代表する車になる可能性もあるでしょう。