- 横断歩道で自転車にまたがった人が待っていた場合の車の停止義務は? - 2024年11月17日
- 上京時に車はどうする?売却するべきかどうかの判断基準について - 2024年9月27日
- 車買取で勝手な減額をなしに!悪質業者から身を守る簡単な方法とは - 2024年9月19日
ホンダが2023年8月3日に、同社軽自動車の中心車種となるN-BOXをフルモデルチェンジ、2023年秋に発売開始することを発表しました。
6年ぶりのフルモデルチェンジとなるN-BOXですが、軽自動車の新車販売台数で8年連続の1位だけでなく、登録車を含む新車販売台数でも2年連続の1位を獲得しており、国内の幅広いユーザーから注目を集めている人気車種だけに、2023年の最も注目されるフルモデルチェンジといえます。
今回は発表された新型N-BOXについて、現在発表されている内容を中心に紹介いたします。
このページの目次
新型N-BOXの概要
初代N-BOXが発売されたのは2011年12月ですが2017年9月に現行の2代目モデルが発売開始され、今回は3代目モデルとなります。
現行モデルは「日本の家族のしあわせのために」をコンセプトに開発され、安全運転支援システム「ホンダ センシング」も採用、20代の独身層から60代のシニア層まで幅広い年齢層の支持を受けてきました。
今回発表された新型N-BOXは「誰もが使いやすく、心地よいこと」にこだわり、プラットホームや車両骨格も先代のものを流用しつつも、各部に改良を加えて装備も充実させた、よりブラッシュアップされたモデルとなっているようです。
現行モデルよりも上質感がアップ
N-BOXとN-BOX、それぞれのデザイン
モデルチェンジ後も現行モデルと同様に、標準モデルのN-BOXとエアロ仕様のN-BOXカスタムが設定されます。
N-BOXのフロントデザインは、丸い穴が開いたボディカラーと同色のフロントグリルに、上下2分割されたヘッドライトリングが瞳を思わせて、親しみやすさを感じさせるデザイン、リアは縦長のテールランプを採用して飽きのこないシンプルなデザインが採用されました。
一方でN-BOXカスタムのフロントデザインは、左右のポジションランプと中央のグリルライトをつなげ、メッキパーツをアクセントとして使用しており、フロントグリルは光沢感があるブラックを採用することで、ワイド感と上質感を強調しています。
またカスタムのテールランプは、現行モデル同様にクリアレンズを採用することで、スタイリッシュなイメージが強調されました。
リビングのような安らげる空間を目指した車内
新型N-BOXでは、インパネ上端をフラットにすることで、現行モデルより見晴らしのよい視界を実現しています。
また、インテリアはN-BOXがベージュ系、カスタムがブラック系が採用されており、それぞれの個性が強調されているようです。
その他にも、ホンダの軽で初めて7インチのTFT液晶メーターを採用することで、Honda SENSING作動表示も大きく見やすく表示することができることで、より分かりやすく安心感のあるものへと進化しました。
室内サイズは標準モデルのN-BOXで、現行モデルよりも室内高を5mm拡大、後席ショルダールームも55mm拡大されています。
その他にも、自転車を載せるユーザーが多いことから、前輪を通しやすくするために荷室ボードの一部をくぼませるなど、自転車の積み込み易さや積載時の安定性に工夫がされており、利便性がより増しているようです。
便利な装備や安全装備も現行モデルよりも充実
ホンダコネクトを搭載
新型N-BOXの装備の目玉としては、ホンダコネクト(Honda CONNECT)が、採用されたことが挙げられるでしょう。
これにより、スマホを通じてエアコンやスライドドアなどの操作ができることや、エアバッグ展開時に緊急サポートセンターへの自動通報、車内Wi-Fiなど、便利で役立つ機能が利用可能となっています。
安全運転支援機能もより充実
新型N-BOXでは、Honda SENSINGの進化により、急なアクセルの抑制機能や近距離衝突軽減ブレーキなど、新しい安全機能が拡充されています。
まとめ
今回は8月3日に発表された新型N-BOXについて紹介しました。
3代目へのフルモデルチェンジでは、大人気の現行モデルの持ち味を受け継ぎながら、デザイン面や装備面での質感を一段階引き上げた、より魅力的なモデルとなっているようです。
今回はパワートレインの仕様や燃費、価格についての詳細な公表はされていませんが、発売開始が待ち遠しい人も多いのではないでしょうか。
【参考】
● ホンダ「新型N-BOX特設サイト」