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現代では昔では考えられないほどサブスクリプションサービスが充実しており、様々な分野で事業が展開されています。
自動車業界でも国内最大手トヨタが手がける「KINTO」は2021年3月期決算で、売上高を前期の10倍にもなる約32億9600万円に増加させ、勢いをつけています。
そして、2022年も昨年から話題になっている新型EV「bZ4X」の受付開始や「KINTO FACTORY」の対応車種拡大でシェアを拡大していくでしょう。
KINTOで「bZ4X」の受付開始や新プランがスタート
トヨタの新型EV「bZ4X」は5月12日から、「KINTO」で販売が開始され、販売方法は全数リースというこれまでにない異例の方式で行われることがわかりました。
個人客が契約した場合は政府が出している補助金を使用して、約8.8万円になり、レクサスRVよりも高い金額になります。
5月18日にはトヨタの台湾法人が「bZ4X」の予約注文が、1500件を超えたと発表しており、かなりの注目を集めていることがわかります。
そして、「KINTO」は4月27日に購入後も車をアップグレードしていくことができる「KINTO FACTORY」で「GRアップグレードセレクション」を追加しました。
購入したクルマに経年劣化や最新機器に合わせて、車を進化させていくサービスで対象となっていたのは8車種のみでしたが、スポーツカーシリーズ「GR」を増やしていくことを発表し、第1弾として「GRヤリス“モリゾウセレクション”」が発表されました。
KINTOはシェアを拡大していくのか
KINTOはサービス開始当初は先行きが不安視されていましたが、順調に売上を伸ばしてきています。
現在では、赤字になっていますが、「bZ4X」や今年1月から始まった「KINTO FACTORY」、さらに旧車のレンタカー事業開始などのチャレンジが成功すれば一気に黒字化に向かう可能性があります。
旧車のレンタカー事業ではこれまで、KINTOに興味を持っていなかった層からの認知度向上や若い世代への普及などのメリットが見込めます。
そして、KINTOは新事業企画の求人の募集も行っており、これから様々なことにチャレンジしていこうとする姿勢を感じることができます。
サブスクは車業界にも商機か
日本最大手で世界的なシェアを獲得しているトヨタのチャレンジは他のメーカーにも影響を与えそうですね。
自動車を所有できる選択肢が増えるのはうれしいことなので、KINTOが新しいプランやサービスを展開していくのはとても楽しみです。
車業界に限らず、今後はサブスクの流れが加速するでしょう。