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全世界的にガソリン車から電気自動車に移行しようとしています。これに伴い、各自動車メーカーもEV開発に注力しているようです。
しかし、ガソリン車であっても、ちょっとした工夫をすることで燃費が向上します。
こうした工夫に無頓着で、EV化ばかりを強調し、エコだの省エネだの二酸化炭素削減だのと連呼する世の中もどうかと思います。
そこで、意識するだけで今から直ぐに実行可能な、燃費向上策を紹介します。みんなで取り組めば、相当な省エネと二酸化炭素削減になるはずです。
このページの目次
燃費向上と車のメンテナンスと&管理について
まめな点検整備は燃費向上の基本
車の調子が悪くなると、その影響で燃費が悪くなるであろうことは、誰もが簡単に想像できると思います。
しかしながら、車の調子が悪くなってから点検に行くようでは、少々遅すぎるでしょう。
燃費向上においては、車をベストコンディションに保っておくことがとても重要です。
よって、車に不具合を感じてから点検ではなく、ベストコンディションを保つために定期的に点検を行う気概が大切です。
タイヤの空気圧を気にしていますか?
車のタイヤには最適な空気圧があります。この最適な空気圧を維持することが燃費向上には極めて重要です。
理由は、タイヤの空気圧低下は、直接的に燃費を悪くするからです。
例えば、自転車の空気が抜けた状態で漕ぎ出そうとすると、普段よりも漕ぐ力が必要で直ぐに疲れてしまうのは、誰もが経験済みでしょう。
車も、自転車と同じで、タイヤの空気圧が低下すると、普段以上に動力を必要とするため、燃費が悪くなってしまいます。
タイヤの空気は、極わずかですが日々抜け続けています。また、夏はOKだった空気圧も、冬場は下がる傾向にあります。
よって、最低でも月1回は空気圧の点検を実施することは、燃費向上には不可欠といえます。
必要のない荷物などをいつも載せていませんか?
荷物を多く積めば、積んだ分だけ燃費が悪くなるのは説明するまでもありません。しかし、意外と必要ない荷物等を、車に積み込んでいる人が多いです。
例えば、洗車用のグッズ、過剰な工具、ゴルフゴルフバッグ、などです。ちょっとした買い物などの場合は不要な物ばかりです。
また、夏場のスキーキャリアなど、必要ないにも関わらず、装着しっぱなしの人も多いですね。
特に、キャリアなどは、重量が増えるだけでなく、空気抵抗も悪くなるため、ダブルパンチで燃費を悪くしています。
燃費と運転テクニック
アクセルペダルの踏み方
赤信号で停止し再発進するときなど、無頓着にアクセル操作をしている人が多いのですが、この際のアクセルワークは燃費に大きく影響します。
平成以降に発売されている車の殆どが、電子制御式の燃料噴射装置によって、エンジンへの燃料供給がコントロールされています。
昭和の頃は、アクセルとスロットルバルブがワイヤー等で直結されていたのですが、今日では電子制御が主流です。
性能が向上したこともあって、アクセルの踏み込みレートに応じて、燃料供給が増減させる細かな制御が可能になっています。
すなわち、同じ量のアクセルの踏み込みであっても、素早く強く踏んだ時の方が、燃料を若干多く供給するようになっています。
よって、同じ踏み込み量であっても、ゆっくり踏み込んだ方が燃費は良くなるのです。意味のない加速は燃料の無駄と言わざるを得ません。
出発前と駐車中のアイドリング
年配のドライバーに多いのが出発前の暖機運転です。最近の車は出発前の暖機運転は、昔の車に比べれば、ほとんど必要ありません。
エンジン始動と同時に発進は、別の意味で車に悪いのですが、最近の車は十数秒で充分です。
また、コンビニなどに立ち寄った時も、エンジンを止めずに買い物を済まそうとする人も少なくありません。
昨今は、アイドリングストップの条例も多くなってきています。無駄にエンジンを掛け続けることは慎むべきでしょう。