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電気で走行が可能な環境に優しいEV車。
そんなEVの購入が、東京では今非常にお得になっています。
その背景に、経済産業省が2021年11月26日にEV補助金の増額を発表したことがあります。
本記事では、東京都でこれからEV車の購入を検討している方、最近EV車を購入された方に向けて以下の内容をお届けしています。
- EV補助金の概要
- EV補助金が受け取れる対象者
- EV補助金の対象車両
- 補助金を申請するための条件
- 補助金が増額になる条件
- 今利用している車の売却がお得な一括査定について
- おすすめの一括査定サイト
環境にもお財布にも優しいEV車の補助金をしっかり理解して活用していきましょう。
このページの目次
1:【2022年東京版】もらえる3つのEV補助金
EV補助金は、環境に優しいEV車の購入を補助するための補助金です。
補助金の金額は、一律ではなく購入した車両やグレードによって異なります。
またEV補助金には、大きく以下3つの種類があります。
- 国から出る補助金
- 自治体から出る補助金
- エコカー減税による減免措置
上記3つの補助金は併用が可能で、東京ではCO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」を実現させるために、EV補助金を増額しており、購入が非常にお得になっています。
1つずつみていきましょう。
1-1:国からの補助金
国から受け取れるEV補助金には以下の3つがありました。
- 環境省補助金
- 経済産業省補助金
- CEV補助金
国からの補助金は全て使えるわけではなく1つを選ぶ形となっていましたが、2022年3月17日時点では環境省と経済産業省の補助金は既に受付が終わっているため、実質使えるのはCEV補助金のみとなっています。
1-2:東京都からの補助金
東京都のEV補助金 | |||
令和3年3月31日以前に初度登録 | 令和3年4月1日以降に初度登録 | ||
個人 | 事業者 | 個人 | 事業者 |
30万円 | 25万円 | 45万円 | 37,5万円 |
EV補助金は、国だけではなく各自治体からも出ており併用が可能です。
受け取り対象は、個人・法人・リース事業者となっており、初度登録日によって金額が異なるのでよく確認しておくようにしましょう。
1-3:エコカー減税による減免措置
補助金以外にも、EV車の購入にはエコカー減税による減免措置がとられ、税金がかなりお得になります。
対象となるのは、以下の表に記載されている3つの税金です。
減免対象の税金 | 内容 |
自動車税 | 新車登録翌年度に約75%の減税 |
自動車重量税 | 新車登録時及び3年目車検時に100%免税 |
環境性能割 | 非課税 |
出典:国土交通省『自動車関係税制について(エコカー減税、グリーン化特例等)』
EV車は、購入金額だけでなく税金もお得になるので、維持費も抑えることができます。
2:EV補助金が受け取れる対象者3パターン
東京でEV補助金が受け取れるのは、以下3つのパターンに当てはまる方となっています。
- 東京都内在住の個人
- 東京都内の事業者
- 個人または事業者と契約しているリース事業者
基本的に都内の方であれば対象者にあてはまるので、そこまで心配する必要はありません。
2-1:東京都内在住の個人
個人でEV補助金をもらう場合は、東京都内に在住していることが条件となっています。
東京都内在住であれば、問題なくEV補助金を受け取ることが可能です。
2-2:東京都内の事業者
EV補助金は、個人だけでなく事業者にも適用されます。
社用車をEV車にすることで、補助金を受け取ることができるのでお得に仕入れることが可能です。
また、個人事業主の方も補助対象となっています。
2-3:個人または事業者と契約しているリース事業者
現在は、車を購入せずにリースで契約する方も増えています。
このリース契約の場合でもEV車を契約するのであれば、EV補助金を活用することが可能です。
ただし申請する場合は、リース会社側の申請が必要です。
3:EV補助金の対象車を紹介
3章では、EV補助金の対象になっている車の紹介を行います。
これからEV車を購入する予定の方は、購入予定の車が補助対象に当てはまっているか確認をしておきましょう。
EV補助金対象の車は、以下の通りです。
補助対象車 | |
普通車 | ・アウディ e-tron ・アウディ e-tron GT quattro ・アウディ RS e-tron GT ・ジャガー I-PACE ・シトロエン E-C4 ・DS DS 3 CROSSBACK E-TENSE ・テスラモデル3 ・テスラモデルS ・テスラモデルX ・日産 アリア ・日産リーフ ・BMW i3 ・BMW iX xDrive40 ・BMW iX xDrive50 ・BMW iX3 ・BYD e6 ・ヒュンダイ IONIQ5 ・プジョー e-208 ・プジョー e-2008 ・ポルシェTaycan ・ボルボ C40 Recharge ・ホンダ Honda e ・マツダ MX-30 |
普通・小型自動車・軽自動車 | ・マツダ MX-30 ・メルセデスベンツEQA ・メルセデスベンツEQC ・レクサス UX 300e ・FOMM FOMM ONE ・三菱 i-MiEV ・三菱 |
補助金額は、車種やグレードで異なるので注意が必要です。
購入前に購入する車の補助金額をよく確認しておきましょう。
4:EV補助金を申請するための3つの条件
EV補助金は、申請によって受給することができますが以下3つの条件に当てはまっていなければいけません。
- 新車の購入またはリースである
- 初度登録された日にCEVの補助対象になっている
- 使用場所が東京であること
EV補助金を受給したい方は、これから紹介する3つの条件を必ずクリアしておきましょう。
条件①:新車の購入またはリースである
EV補助金を受給するための1つ目の条件は、購入またはリース契約するEV車が新車であることです。
中古のEV車が安いからと購入してしまった場合、EV補助金を受けることができません。
EV補助金を受給したい方は、必ず新車のEV車を購入するようにしましょう。
条件②:初度登録された日にCEVの補助対象になっている
2つ目の条件は、初度登録された日に購入したEV車がCEV補助の対象に入っていることです。
CEVとは、経済産業省の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」を指します。
対象になってない場合は、補助金を受け取ることができないので気をつけましょう。
さらにEV補助金の申請は、購入から1年以内であることが条件となっています。
条件③:本拠の位置が東京であること
3つ目の条件は、本拠の位置が東京であることです。
もちろん受け取る補助金は、東京都からの補助金なので使用場所は東京であることが前提となっています。
ただし本拠の位置なので、出張などで県外に出る場合などは特に問題ありません。
5:EV補助金が増額!?お得な2つの条件
EV補助金は、以下2つのいずれかの条件を満たしている場合、さらに上乗せで補助金を受け取ることができます。
- 車載コンセントから電力を取り出せる給電機能がある
- 外部給電器やV2H充放電設備を経由して電力の取り出しが可能
お得に受け取りができるように、それぞれの条件をみていきましょう。
条件①:車載コンセントから電力を取り出せる給電機能がある
1つ目の条件は、車載コンセントから電力を取り出せる給電機能があることです。
震災時に電気が止まった場合でも、給電機能がある車であれば外部へ電力を供給することができるので非常に便利ですよね。
条件②:外部給電器やV2H充放電設備を経由して電力の取り出しが可能
車載コンセントから電力ができない場合でも、外部給電器やV2H充放電設備などを経由して電力を取り出すことができれば、EV補助金増額の対象となります。
いざという時に電力が取り出せる車は非常時に役立つので、補助金を増額してでも購入して欲しいということが分かりますね。
6:買い替えで今の車を売却するなら一括査定がお得
これまでEV車に対するEV補助金について解説を行ってきましたが、これからEV車に買い替える方は今乗っている車を売却することで、補助金にプラスして売却額を得られるので非常にお得です。
車の売却は、ディーラーや中古車販売店、オークションなどでも売却可能ですが、今おすすめなのは一括査定サイトです。
一括査定サイトでは、あなたの車を複数の買取業者が同時査定し、買取金額を提示してくれます。
一般的に一括査定サイトでの買取金額は、平均よりも高くなることが多く、一番高い金額を提示した買取業者に買取を依頼すれば高価買取を実現できます。
ただし一括査定サイトはサイトによって買取業者の数や買取金額が異なるので、最後の章ではおすすめの一括査定サイトを紹介します。
7:高価買取を実現!おすすめ一括査定サイト3選
一括査定サイトの中でも、ユーザー満足度が高いおすすめのサイトは、以下の3つです。
- カーセンサー
- ナビクル
- ズバット車買取比較
上記3サイトであれば、一括査定サイトの利用が初めての方でも高価買取を狙いやすいので、一括査定サイトの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
おすすめサイト①:カーセンサー
1つ目のおすすめサイトは、カーセンサーです。
カーセンサーは、買取業者との提携数が1,000社を超えている規模の大きい一括査定サイトとなっています。
また最大同時査定数も30社と、自分に合った業者を選びやすいので高価買取が狙いやすくおすすめです。
一括査定サイトの利用が初めての方は、カーセンサーを利用すれば間違い無いでしょう。
おすすめサイト②:ナビクル
2つ目のおすすめサイトは、ナビクルです。
ナビクルは、先ほど紹介したカーセンサーに比べて提携数55社、最大同時査定数10社と規模が小さいサイトになっています。
ただしその分、査定結果を他サイトよりも早く知ることができるので。時間があまり無い方に向いているといえるでしょう。
おすすめサイト③:ズバット車買取比較
3つ目のおすすめサイトは、ズバット車買取比較です。
ズバット車買取比較は、カスタマーサポートに力を入れているサイトで、年中無休でカスタマーチームが対応を行っています。
一括査定やサイトについて分からないことがあればすぐに聞くことができるので、初めての方でも安心して利用することが可能です。
EV 補助金のまとめ
本記事では、EV補助金について東京都を例に解説を行いました。
EV補助金は、EV車の購入を補助してくれる非常にお得な補助金です。
EV車を購入された方、これからEV車の購入を検討している方はEV補助金の対象者、補助対象になる車両、補助金の申請条件などをしっかり理解した上でEV車を購入し、環境に優しいカーライフを送っていきましょう。