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カーセンサーで車を売却するのか、それともディーラーにて下取りをしてもらうのか。
この答えは「高額売却」を狙うか、「手間」の少なさを取るかで判断するべきです。
カーセンサーを利用して車の売却を行うのであれば「買取」と呼ばれる売却方法になり、下取りとはまた違った売却方法になります。
この違いもどちらで売却を行うかの判断するポイントですね。
そもそも勘違いしている方がいるかもしれませんが、カーセンサーを利用するのであれば下取りは利用することができません。
今回の記事はカーセンサーを選ぶべきか、ディーラーで下取りをしてもらうべきか迷っている方へわかりやすくそれぞれのメリットデメリットを解説します。
カーセンサーを利用して車を売るメリット・デメリット
カーセンサーでは直接車を売ることはできません。
「カーセンサーで車を売る=買取業者で車を売る」
関連ページ:車一括査定についてどこよりも詳しく解説!おすすめサイト5つも紹介
そもそも下取りを考えている方は、カーセンサーが提供する一括査定では当てはまらないので売却方法の違いをしっかり把握して、もう一度検討してみましょう。
まずここではカーセンサー(買取)を利用するメリットとデメリットをお伝えしますので、内容をしっかり読み込んでみてください!
1-1:メリット
- 一括査定を利用することできる
車の売却で高額売却を狙うなら「一括査定サイト」は欠かせない存在と言われています。前述している通り簡単に複数の買取業者と繋がることができる便利なサービスです。高額売却することに必要なこと。それはできるだけ多くの比較検討できる要素を揃えることです。比較検討をすることで、どこの業者が一番好条件なのかがひと目でわかります。これを簡単に実現できるのが「一括査定」なのです。数ある一括査定の中でも、カーセンサーが提供する一括査定サービスは圧倒的な内容でとてもおすすめです。
- 「買取」は下取りよりも高く査定される可能性が高い
買取と下取り似ているようで違います。
大きく査定基準が変わりませんが、査定額は買取の方が高い傾向にあります。ずばり、高く売りたいなら下取りではなく買取を選ぶべきなのです。
- 売却金額を現金で受け取ることができる
買取を利用して売却を行うと、買取金額を現金で受け取ることができます。
一方下取りを利用した場合、下取り価格として算出された金額は次の車の購入代金の一部分として相殺される形となります。
つまり、下取りだと売却金額を現金で受け取ることはできないのです。
1-2:デメリット
- 複数の買取業者と連絡・商談・交渉をしなければいけない
「複数の買取業者を比較することができる」これこそがカーセンサーが提供する一括査定サイトを利用する最大のメリットですが、逆に複数の買取業者と連絡・商談・交渉を行う必要があります。実際に私も一括査定を利用して何度も車を売却していますが、確かに簡単に業者と繋がることはできます。しかし、その後の商談や交渉はとても面倒です。比較検討数を増やそうと連絡をとる買取業者の数を増やせばその分手間が発生します。
- 大量の営業電話がくる
カーセンサーをはじめとする一括査定の嫌われるポイント査定依頼後の大量の営業電話。これは経験をすればわかりますが、ちょっとやそっとの電話の量ではありません。自ら複数の買取業者と繋がろうと査定依頼をしているので、連絡がくるのは当然なのですが業者からの電話のしつこさは迷惑級です。
しかし、カーセンサーであればこの電話連絡をメールで受け取ることができます。一括査定の弱点と言われる電話連絡を避けられるのはカーセンサー以外にありません。電話連絡を避ける方法は下記記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
ディーラー下取りを利用するメリット・デメリット
前章に続き次はディーラー下取りを利用するメリット・デメリットをお伝えします。
何度かお伝えしていますが、買取と下取りは内容が違います。
カーセンサーか下取りを利用するか迷っている方は、そもそも買取と下取りの違いを抑えておく必要がありますね。
この章で紹介するディーラー下取りのメリット・デメリットを見れば先ほどのカーセンサーを利用した売却との違いがわかるはずです。しっかり内容を読んでおきましょう。
2-1:メリット
- 最低限の手間で済む
買取と比較をして、下取りは手間が少ないです。買取業者探しや相見積りを行わなくても、車を購入するディーラーで査定まで行ってくれます。
また、ディーラーは必要書類の作成や名義変更手続きなどの代行もしてもらうことが可能です。
ストレスなく車の引き渡しまで進めることができますので、特に売却金額にこだわらない方は下取りを活用すべきだと言えます。
- 納車まで現所有車に乗車しておくことができる
下取り最大のメリットと言えるのは、納車されるまで今の車を乗っておくことができることです。
納車された日にディーラーへ車を持って行き、車を交換して初めて乗り換えとなります。普段の生活で車がなければ不便という方多くいると思います。
このように車がなければ困るという方は下取りで車を売却するべきです。前章で紹介しているカーセンサーを利用して売却を行うと、売却後すぐに車を引き渡さなければいけないため車がない期間ができてしまいます。確かに買取の方が高く売れますが、売却する方はどちらをとる方が自分にとってメリットであるのか用途で判断するのも大事になるでしょう。
2-2:デメリット
- 査定額が高くない傾向にある
これは前章の買取のメリットでお伝えした内容と重複しますが、下取りは買取ほど査定額が高くなりません。これは全てでそうだとは言えませんが、私個人的の経験上では下取りの査定額が買取の査定額を上回ったことは一度もありませんでした。
また、下取り査定額を交渉しようと買取のように複数業者から見積りをもらい比較検討を行ってもなかなかうまく話は進みません。なぜなら下取り査定はどこのディーラーでも大きく差が出ることがないからです。
もし下取り査定額を交渉するのであれば、それよりも次の購入者に対する値引き額を交渉した方が楽で交渉をしやすいのでぜひお試しください。
まとめ
今回の記事ではカーセンサーを利用して売却をするか、ディーラー下取りで車を売却するか迷っている方の助けになればと思い書きました。
そもそもカーセンサーで下取りをしてもらえると考えていた方は、カーセンサーが提供するサービスや下取りと買取を一緒だと考えていたはずです。
カーセンサーは「一括査定」と呼ばれる、複数の買取業者と簡単に繋がることができる便利サービスを提供しています。つまり「カーセンサーで売却=買取業者で売却」をする形になります。お伝えしている通りカーセンサーで直接車を買取してもらうことはできません。少しでも高価買取をしてくれて、好条件の買取業者を探したい方に向いているのがカーセンサーです。
そしてディーラー下取りを利用すべき方は、「乗り換え」を検討している方になります。買取との違いは2章で紹介したメリット・デメリットを見て理解できたいはずです。買取と比較をして査定額は低くなる傾向にあります。売却金額よりも楽さを重視する方と、普段の生活で車がないと不便だという方は下取りを利用して車を売却しましょう。
最後になりましたが、カーセンサーの一括査定は今車の高額売却を狙う上で必要不可欠とも言われます。確かに今回紹介したようなデメリットがカーセンサーや一括査定と呼ばれるサービスにはあるのも事実です。しかし、デメリットを先に知っておくだけでデメリットを簡単に埋めて利用することができます。私個人的には車の売却はカーセンサーを利用して行うことがベストだと断言します。