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「車の買い替えを考えているが、下取りを利用すべきか知りたい!」
車を買い替える際、今まで乗っていた車は手放す方が多いですが、下取りと買取のどちらを利用すべきか悩んでしまいがちです。
下取り・買取にはそれぞれメリットとデメリットがあり、人によってどちらを選ぶべきかは異なるので本記事では、これから車を買い替える人に向けて以下の内容をお届けしています。
- 車の下取りについて
- 下取りと買取の比較
- 中古車を高く売るコツ
- 買い替えのステップ
本記事を最後までご覧いただくことで、自分にあった車の手放し方がわかります。
買い替えまでをスムーズに行い、今後のカーライフをより充実させていきましょう。
このページの目次
1:手間をかけたくない人は下取りを利用しよう
まず車の下取りについてですが、下取りとは車の売却と買い替える車の購入を同時に行う方法のことを指します。
車の売却はディーラーと中古車販売店の2箇所で行うことが可能ですが、下取り先は基本ディーラーです。
下取りで得たお金は、そのまま次に購入する車の購入費用に充てるようになっています。
車の売却と購入がいっぺんにできるので、次の車をすぐに購入したい人や、手間をかけたくない人は下取りを利用すると良いでしょう。
2:下取りと買取を比較!メリットとデメリット
冒頭で話しましたが、車を手放すには下取りと買取の2つの方法から選択することが可能です。
どちらにもメリットとデメリットがあるので、この章では以下の4つにわけて解説を行います。
- 下取りのメリット
- 下取りのデメリット
- 買取のメリット
- 買取のデメリット
それぞれの特徴を理解し、自分にあった方法を選ぶことで、損することなく車を手放せます。
それでは早速みていきましょう。
下取りのメリット:下取りから納車まで1店舗でできる
下取りのメリットは第1章で挙げたように、売却から次の車の購入までを1店舗で完結できることです。
そのため、手間をかけたくない人にとっては非常に有効な手段といえます。
また下取りであれば、購入した車が納車されるタイミングに合わせて引き取りを行ってくれるところもあるので、台車を用意する必要がないのもメリットの1つです。
下取りのデメリット:買取に比べ査定額が低い
下取りのデメリットは、後に解説する買取に比べて査定額が低くなることです。
人気の車種やカスタムパーツなども低く査定されてしまうので、高く売りたいという人にはおすすめできません。
また、下取りの場合は査定にも費用がかかるので、実際に受け取る金額はさらに低くなることを理解しておく必要があります。
買取のメリット:下取りに比べ高い査定額がつく
もう1つの売却方法である買取ですが、買取のメリットは下取りに比べて査定額が高くつくことです。
下取りではプラスにならないカスタムパーツなども査定の対象になり、人気の車種や販売店がよく扱う車種であれば金額が高くつきます。
また売却したお金は自由に使うことができるのもメリットの1つです。
買取のデメリット:相場価格の変動による影響を受ける
買取のデメリットは相場価格の変動による影響を受けることです。
車の相場価格は日々変動するため、買取をする場合はいつ売却するのかを明確にしなければ査定額が下がってしまいます。
また、下取りの場合はディーラーが売却に関する手続きを代わりに行ってくれますが、買取の場合は自分で行わなければいけないのもデメリットです。
3:車を買い替える方必見!中古車を高く売る3つのコツ
2章では車を売却する方法について解説しましたが、どうせ売却するなら高く売却したいですよね。
そこで、この章では車を高く売却するための以下3つのコツをご紹介します。
- 手放す車の相場価格を知っておく
- 一括査定を行う
- 車を綺麗にしておく
上記3点のコツを掴んで、手放す車を少しでも高く売却できるようにしましょう。
コツ①:手放す車の相場価格を知っておく
車を手放す前に、自分が売却する車の相場価格を知っておきましょう。
相場価格が分かれば、査定された金額が平均よりも高いか低いかを知ることができるので、ぼったくりなどの被害も回避することができます。
相場価格は、中古車販売サイトやシミュレーターを利用することで知ることが可能です。
コツ②:一括査定を行う
一括査定をご存知ですか?
一括査定とは、1度にたくさんの業者から価格査定をしてもらう方法のことです。
一括査定をすれば、最も高い査定金額を出したところで売却をすることができます。
ただし、一括査定を利用すると頻繁に業者から連絡がくるので少し厄介ともいえるでしょう。
コツ③:車を綺麗にしておく
車を綺麗にしておくことは、売却をする上で大切なことです。
基本的には以下の点を守ることで、査定価格アップを狙うことができます。
- ガレージで保管する
- 洗車をしておく
- 車内を禁煙にする
- ペットをのせない
- 純正パーツを保管しておく
車の保管方法ですが、ガレージや屋内駐車場で保管することをおすすめします。
自動車は、雨や風の影響でサビが発生したり傷がついてしまうので、自然の影響を受けない場所で保管をすると良いでしょう。
車の汚れが目立たなくても定期的に洗車を行うことで、自然からの被害を防ぐことができます。
また、車は外側だけでなく内側も綺麗にしておくことで、査定額のアップを狙うことが可能です。
普段から掃除をしておくことも大切ですが、臭いも重要なポイントです。
車内でタバコを吸ったり、ペットを乗せると臭いがつき中々簡単にはとれません。
そのため売却を考えているのであれば、禁煙車にしたりペットを乗せないようにすることをおすすめします。
車のカスタムを行っている方は純正のパーツを売らずに保管しておくことで、後の買取額のアップにつなげることが可能です。
4:下取り・買取後の買い替え3STEP
下取り・買取を終えたら、いよいよ買い替えに移ります。
初めて買い替えを行う方がスムーズに動けるように、今回は以下3STEPに分けて手順を解説していきます。
STEP1:買い替える車を決める
STEP2:どこで購入するか決める
STEP3:必要書類を準備する
必要書類は乗用車か軽自動車によっても異なるため、しっかりと確認しておきましょう。
STEP1:買い替える車を決めよう
まず初めに買い替える車を決めましょう。
買い替える車は好きなメーカーやデザインを選ぶことができますが、以下の点を必ず確認しておく必要があります。
- 購入に充てられる予算
- 積載量
- 車の使用目的
- 最大乗車人数
購入したい車の予算を大まかに決めておくことで、予算オーバーを防ぐことができます。
また、人によって車の使用目的も異なるので家族で利用する場合はファミリーカーなどの大型車、単身で利用するのであれば軽自動車でも充分です。
仕事用で使うのであれば燃費が良い車を選び、趣味などでオフロードを走行したい方は四駆の車を購入するなど、自分のライフスタイルに合わせた車選びができるといいですね。
STEP2:どこで購入するか決めよう
購入する車が決まったら、次に購入先を決めます。
新車を購入するのであればディーラーで、中古車であれば中古車販売店やネットサイトからでも購入が可能です。
購入先によっては在庫が無くメーカーに発注を行うこともあり、そういった場合は納車にかなり時間がかかります。
そのため、購入先選びも車の買い替えをするにあたって非常に重要なポイントです。
STEP3:必要書類を準備する
購入する車と購入先が決まったら後は契約を行うだけです。
契約を行うにあたって、事前に準備しなければいけない必要書類があります。
主な必要書類は以下の通りです。
- 自動車検査証
- 印鑑登録証明書(乗用車のみ)
- 自賠責保険証明書
- 軽自動車納税証明書(軽自動車のみ)
- 自動車納税証明書(乗用車のみ)
- 実印
- 振込口座情報
- リサイクル券
書類が準備できたら、購入先で契約を行い、納車をすれば買い替え完了です。
まとめ
車の買い替えを行う際は下取りと買取の2択から選択することができ、それぞれにメリット・デメリットが存在するので自分にあった方で売却を行いましょう。
売却する車を少しでも高く売るには、ガレージや屋内駐車場で保管するだけでなく、車内の掃除や臭いなどの内側もクリーンに保つ必要があります。
下取り・買取が終わったら買い替えを始めましょう。
購入したい車や購入先を決めたら契約に必要な書類を準備し、契約を行い納車をすれば完了です。
売却から購入までをスムーズに行って今後のカーライフも楽しんでいきましょう。