トヨタ ライズは手頃なコンパクトSUVとして、近年注目を浴びています。
しかし、購入を考えられている皆さんの中には、
「悪い口コミを見てしまい、購入に戸惑ってしまっている」
「人気車種だけど、安すぎるから少し怪しい。。」
と考えられている方々がいらっしゃるかと思います。
この記事は、そのような方のために、ライズのデザイン・乗り心地についての口コミや、他の車との比較をまとめました。
ライズの購入に踏み切る前に、必要な情報を得るために参考にしてみてください。
ライズの基本情報
トヨタのライズは手頃なコンパクトSUVとして人気を博しており、中でも以下の3点が特徴です。
- 手頃な価格
- トヨタのライズは、167万9000円からという非常に手頃な価格で提供されています。この価格帯は、特に軽自動車からの乗り換えを考える層にとって魅力的です。
- コンパクトなサイズと実用性のバランス
- ライズは全長が4m弱というコンパクトなサイズでありながら、後席や荷室の広さは十分に確保されています。このサイズ感は、都市部での運転や駐車のしやすさと、日常の買い物や週末のレジャーにも十分な収納スペースを提供する実用性を兼ね備えています。
- 燃費性能とデザインの魅力
- ライズはガソリン車(2WD)で20.7km/L、ハイブリッド車(2WD)で28.0km/Lという優れた燃費性能を持っています。これは軽自動車と比較しても遜色ないレベルであり、経済性を重視するユーザーにとって大きな魅力です。
これらから見て取れるように、ライズはとても手頃な価格のコンパクトSUVです。
サイズは5ナンバーサイズなので他のSUVに比べると多少小さいですが、小回りが効き、都心の狭い駐車場でも問題なく駐車できる、運転しやすい車だと言えます。
ライズのグレード別価格と特徴
ライズは200万以下からのリーズナブルな価格で、3種類のグレードで販売されています。
以下は参考までに、各グレードの特徴をまとめておきます。
グレード | 特徴 | インテリア | 価格 |
Xグレード(ガソリン車のみ) | エントリーグレードで、価格を抑えたシンプルな装備が特徴です。 | ブラック基調のシンプルな内装、ダイヤル式のマニュアルエアコン。 | 2WDモデルが1,717,000円、4WDモデルが1,994,800円(価格は変動する可能性あり)。 |
Gグレード | 価格と装備のバランスが取れたグレードです。 | ブラック基調のシンプルな内装、ダイヤル式のマニュアルエアコン。 | ガソリン車2WDが1,867,000円、4WDが2,143,700円、ハイブリッド2WDが2,173,000円(価格は変動する可能性あり)。 |
Zグレード | 最上級グレードで、大径タイヤ標準装備など豪華な装備が特徴です。 | シートヒーター(2WDモデルも含む)、高級感ある内装。 | ガソリン車2WDが2,049,000円、4WDが2,309,200円、ハイブリッド2WDが2,338,000円(価格は変動する可能性あり)。 |
ライズのデザインの評判
トヨタ ライズはコンパクトSUVのため、皆さんはSUVが誇るデザインと質感を期待されているかと思います。
ここでは、実際にライズを購入した人たちが、インテリアとエクステリアに関してどのような感想を持っているかをまとめます。
エクステリアの評価
フロントガラスが立っており、運転しやすさも重視されているが、無骨さもありつつ、上手く全体的にオシャレにまとめている。パッと見はドイツ車風。上級グレードには「流れるウインカー」も採用されており、更に上質さを感じさせてくれる。
鈴木 龍一さん 価格ドットコムにて
ライズのエクステリアに関しては、かなりの定評があるとみられます。
サイズとしては先述の通り、5ナンバーなのでかなり小柄。
しかし、17インチタイヤを覆う大きなフェンダー、トヨタお馴染みの台形グリルがかなりライズの迫力を後押ししています。
小さいが、SUVとしての骨太さを兼ね備えている、そのようなデザインなのではないでしょうか。
インテリアの評価
この価格帯にしては素晴らしいという他ない。樹脂部分にも凝った造形が施されており、座った時の見応えも充分。また、取り回しのしやすいサイズ感の割に空間も広々としており、一つ上のクラスとももしかしたら渡り合える広さかもしれない。機器類の操作性も良い。
鈴木 龍一さん 価格ドットコムにて
プラスチック感は否めないが、デザインを工夫して安っぽさを感じさせない努力がされている。特にナビなどが運転席側に向いているのが素晴らしい。Zグレードにすれば少し良くなるが、電動パーキングブレーキの必要性は感じないし、ハンドルなどの革巻きに拘らなければGグレードで十分。
hiroooooo111さん 価格ドットコムにて
シートポジションについては、少々ベストが探しにくい。ハンドルのテレスコピックがあったらより良く、座面ももう少し長ければ快適だった。
内装は、どちらかというと値段相応、、という印象を持たれる方が多いかもしれません。
特に、Zグレードに入ると高級感は増しますが、その分好みが分かれる赤いラインがついてしまいます。
しかし、どの口コミも「値段の割には良い」という評価をしているため、実物を見てみて、ご自身で判断することは肝心だと思います。
ライズの乗り心地についての評判
ライズの乗り心地には賛否がありますが、「乗り心地が良い」と感じる人たちは加速のスムーズさ、安定感、そして静音であることを魅力に感じてそうです。
対して、乗り心地が悪いと感じる人たちの中には、ライズ独自の「硬さ」と「突き上げ感」を感じる方々がいらっしゃったようです。
硬い車は振動をよく拾ってしまいがちなのですが、逆に安定感もそれに由来している部分があります。
このように、賛否両論分かれる口コミ・評判ですが、自分で確かめるべく実際にレンタカーなどで乗ってみることもよいかもしれません。実際に自分に合うかどうかは、乗ってみないとわからない部分が多いかもしれないからです。
ライズと他車種の比較
トヨタ ルーミー
デザインとスタイル
- ライズ:SUVらしい力強いデザイン。キリッとしたヘッドランプと大口径タイヤが特徴。
- ルーミー:コンパクトカーながら室内空間が充実。スライドドアが特徴で、ファミリーカーとしての利便性が高い。
性能と仕様
- ライズ:コンパクトSUVとしての力強さと街乗りの適性を兼ね備える。燃費性能も良好。
- ルーミー:コンパクトながらも室内空間の広さが魅力。スムーズな乗り降りと荷物の積み下ろしに優れる。
価格と経済性
- ライズ:新車価格はやや高めだが、ハイブリッドモデルの選択肢もあり、燃費効率が良い。
- ルーミー:比較的手頃な価格設定。コストパフォーマンスに優れ、ファミリー層に人気。
安全性と快適性
- ライズ:最新の安全技術と快適な乗り心地。都市部での運転に適している。
- ルーミー:スマートアシストなどの安全機能が充実。広々とした室内空間で快適なドライブを提供。
まとめ
ライズは、都市部での使用に適したスタイリッシュなSUVなのに対して、ルーミーはファミリー向けの実用性を重視したコンパクトカーです。どちらの車もそれぞれのニーズに応じた優れた特性を持っているので、購入を検討する際は、自身のライフスタイルや使用目的を考慮して選ぶことが重要です。
ダイハツ ロッキー
デザインとスタイル
- ライズ:SUVらしい力強いデザイン。キリッとしたヘッドランプと大口径タイヤが特徴。
- ロッキー:コンパクトながらもSUVらしいデザイン。力強さとワイルドさを感じさせる外観。
性能と仕様
- ライズ:コンパクトSUVとしての力強さと街乗りの適性を兼ね備える。燃費性能も良好。
- ロッキー:コンパクトサイズにも関わらず5ナンバーをキープし、自動車税を安く抑えられる。
価格と経済性
- ライズ:新車価格はやや高めだが、ハイブリッドモデルの選択肢もあり、燃費効率が良い。
- ロッキー:比較的手頃な価格設定。コストパフォーマンスに優れ、幅広い層に人気。
安全性と快適性
- ライズ:最新の安全技術と快適な乗り心地。都市部での運転に適している。
- ロッキー:スマートアシストなどの安全機能が充実。広々とした室内空間で快適なドライブを提供。
まとめ
ライズは、都市部での使用に適したスタイリッシュなSUVで、対してロッキーはコンパクトながらも実用性を重視したSUVです。どちらの車もそれぞれのニーズに応じた優れた特性を持っています。購入を検討する際は、自身のライフスタイルや使用目的を考慮して選ぶことが重要です。
スズキ クロスビー
デザインとスタイル
- ライズ:力強いデザインと大口径タイヤが特徴。SUVらしい迫力を持ちながら、コンパクトなサイズで扱いやすい。
- クロスビー:可愛らしいデザインが特徴。親しみやすさとSUVの楽しさを融合させたユニークなスタイル。
性能と仕様
- ライズ:1.0L 直3ガソリンターボエンジン搭載。CVTとの組み合わせで、燃費性能と走行性能のバランスが良い。
- クロスビー:1.0L ガソリンターボにマイルドハイブリッド搭載。6速ATとの組み合わせで、力強い走りを実現。
価格と経済性
- ライズ:新車価格はやや高めだが、燃費効率が良いため維持費を抑えられる。
- クロスビー:比較的手頃な価格設定。マイルドハイブリッドシステムにより、燃費性能も良好。
安全性と快適性
- ライズ:最新の安全技術と快適な乗り心地。都市部での運転に適している。
- クロスビー:スズキ独自の安全機能が充実。広々とした室内空間で快適なドライブを提供。
ライズとクロスビーについては、以下の記事でも紹介していますので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
ライズは、都市部での使用に適したスタイリッシュなSUVで、対して、クロスビーはユニークなデザインと実用性を重視したコンパクトSUVです。どちらの車もそれぞれのニーズに応じた優れた特性を持っています。購入を検討する際は、自身のライフスタイルや使用目的を考慮して選ぶことが重要です。
ライズを選ぶ際の注意点とアドバイス
- 予算の明確化:オプション選択による価格の変動を考慮に入れる。
- 他の車も選択肢に入れながら、自分の予算を明確にすることで正しい判断を下せるようにしましょう。
- 使用目的の明確化:市街地走行を主に考慮するか、長距離やオフロード走行も想定するか。
- 市街地走行に長けているとされているライズは、もしかしたら長距離やオフロードを想定されている方にはミスマッチかもしれません。荷物のキャパシティ、駐車スペースなどを加味して考えましょう。
- パフォーマンスの理解:エンジン性能や燃費に関する実際のデータを確認する。
- 正確な情報を得ることは肝心です。維持費に関しては、以下の記事を参考にしてください。
また、今後ライズを売却されるという方は以下の記事も参考にすると良いかもしれません。
後悔しそうなポイントと回避方法
- 性能差の誤解:基本モデルと高性能モデル間の性能差を理解しきれていない方が見られます。
- XグレードとZグレードの差を具体的に理解しておきましょう。
- 燃費の誤解:カタログ値と実燃費の違いを事前に調べる。
- 燃費はランニングコストの一つ。正確な情報を得ることで、購入後「思っていたより燃費が悪い」と感じることを避けましょう。
まとめ
- トヨタ ライズは手頃な価格のコンパクトSUVとして人気。
- 価格帯は167万9000円からで、軽自動車からの乗り換え層に魅力的。
- ライズは全長4m弱、後席や荷室の広さは十分で、都市部での運転や駐車に適している。
- 燃費性能はガソリン車で20.7km/L、ハイブリッド車で28.0km/Lと優れている。
- グレードによる価格差:Xグレード1,717,000円~、Gグレード1,867,000円~、Zグレード2,049,000円~。
- エクステリアはドイツ車風のデザイン、17インチタイヤ、台形グリルが特徴。
- インテリアは価格帯に見合ったクオリティ、操作性良好だが一部にプラスチック感。
- 乗り心地に関する賛否が分かれるが、加速のスムーズさや静音性には高評価。
- 他車種との比較では、ルーミーはファミリー向け、ロッキーはコンパクトで実用的、クロスビーはユニークなデザインで実用的。
- ライズ選びの注意点:予算の明確化、使用目的の明確化、パフォーマンスの理解が重要。