ポルシェの中古車はやめたほうがいい?選び方とチェックポイントを徹底解説

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ポルシェは高級車の中でも高いブランド力とデザイン性を誇っており、皆さんの理想の車だと思います。

そして、ポルシェの中古車を購入するほうが新車を購入するより安く、皆さんも夢に届きそう、と思っているかもしれません。

しかし、

「ポルシェの中古車はやめたほうがいい!」

こう言われる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、「なぜ、ポルシェの中古はやめたほうがいいのか」ということから、「ポルシェの中古車の購入方法」までをまとめて説明します。

是非参考にしてください。

車査定


目次

なぜポルシェの中古はやめたほうがいいのか?

「ポルシェの中古車はやめたほうがいい」と言われてしまう理由には、主に以下の3点があります。

  • メンテナンス・交換部品が高い
  • 使用状況によって部品が消耗している可能性がある
  • 値下がり率が高いモデルがある

では、それぞれ解説していきます。

メンテナンス・交換部品が高い

これは使用歴があれば当たり前のことですが、中古ポルシェは新車と比較してメンテナンス費用が高いです。

特に、エンジンやトランスミッションの修理は数十万円を超えることもあり、部品価格も高くなりがちです。例えば、ポルシェ911のブレーキパッドは約1万円、カイエンのブレーキ系交換費用は約25万円となっています。これは一般車と比較すると2倍から3倍の金額になる場合もあります。

加えて、これらの修理は専門のディーラーや修理工場でなければ対応できないため、一般的な修理工場では対応できないことが多いです。

このように、ポルシェは中古で買うと最初のコストは低くなるかもしれませんが、長く乗り続けている中でのランニングコストが高くなる可能性があります。

故に、「ポルシェの中古車はやめたほうがいい」と言われてしまう場合があるのです。

使用状況によって部品が消耗している可能性がある

これは上記の理由にも関係していますが、ポルシェの中古車を購入する際には部品が消耗している可能性があります。このようなリスクに対処するためには、中古ポルシェを購入する前に、事故歴や修理歴の有無をチェックすることが重要です。

走行距離が多い車は、エンジンやサスペンションなどの主要部品の摩耗が進んでいる可能性があり、整備記録の確認も不可欠です。

日本社と比較してメンテナンスコストが高いがために、より慎重に情報を精査しなければなりません。このような点で、手間がかかるため「ポルシェの中古車はやめたほうがいい」と言われている可能性はありますね。

値下がり率が高いモデルがある

ポルシェの中古車の中には、値下がり率が高い特定モデルの存在も注意が必要です。

特にカイエンやマカンなどのSUVモデルは、新車時と比べて価格が大きく下がる傾向にあります。これは新車時のプレミアム価格が影響しており、中古市場での需要と供給のバランスにより価格が変動するのです。

一部のモデルは、新車時の価格から急速に値下がりするため、購入時の価格だけでなく、将来のリセールバリューも考慮する必要があります。

現時点での中古車相場を確認してみたり、ポルシェ専門のディーラーから情報収集すると良いでしょう。

ポルシェの中古車はやめたほうがいいのか?|メリットとデメリット

以上のように、「ポルシェの中古車はやめたほうがいい理由」は3点ありました。

しかし、ポルシェの中古車を購入することにはメリットも存在します。ですから、本セクションでは簡単にポルシェの中古車のメリット・デメリットを比較できるように、情報をまとめました。

メリット

ポルシェの中古車を購入することのメリットは以下の通りです。

  • 初期費用の節約
  • 限定モデルや希少車種の入手
  • ポルシェの品質と魅力を低価格で体験

それでは一つずつ確認していきましょう。

初期費用の節約

新車に比べて中古ポルシェは価格が低いため、初期費用の節約が可能です。

特に高価なモデルの場合、中古車市場では大幅な価格低下が見られることがあり、予算に限りがある購入者にとって魅力的な選択肢となります。

限定モデルや希少車種の入手

中古車市場では、新車市場ではもう手に入らない限定モデルや希少車種が見つかることがあります。

これらの車は独特の魅力があり、コレクターアイテムとしての価値もあります。

このように、中古車市場でしか買えないモデルをどうしても欲しいと考えている人たちに関しては、維持費厭わず中古車一択、となるでしょう。

ポルシェの品質と魅力を低価格で体験

ポルシェはその品質と性能、デザインで知られています。ポルシェはよくできていて、中古車であってもこれらの魅力は大きく減少しないため、ポルシェ特有の運転体験を比較的低価格で楽しむことができます。

デメリット

デメリットに関しては、上のセクションでも説明してありますが、再喝すると以下の通りです。

  • 高額な維持費
  • 使用履歴のリスク
  • リセールバリューの急速な減少

一つずつざっくりと見ていきましょう。

高額な維持費

中古ポルシェの最大のデメリットは、高額な維持費です。メンテナンスや修理にかかる費用は高く、特に部品の交換や大規模な修理が必要な場合、コストは急増します。

使用履歴のリスク

中古車は過去のオーナーによる使用履歴があります。事故歴や隠れた損傷、不適切なメンテナンスの履歴など、未知のリスクが存在する可能性があります。

リセールバリューの急速な減少

中古ポルシェは新車時に比べて価格が低下していますが、購入後も価値の減少は続きます。特に市場の需要と供給のバランスによっては、リセールバリューが予想以上に急速に低下することもあります。

このように、中古ポルシェ購入にはメリットとデメリットが混在しています。購入を検討する際には、これらの要因を総合的に考慮し、ご自身の状況とニーズに合わせた最適な選択をすることが重要です。

ポルシェの中古車を購入する際にチェックすること

以上の情報を踏まえても、どうしてもポルシェの中古車を買いたいと考えている方々もいるでしょう。

その際に、確認するべきポイントをこのセクションではご説明します。

確認するポイントは以下の通りです。

  • メンテナンス費用
  • 過去のオーナーによる使用状況
  • リセールバリュー

一つずつ見ていきましょう。

メンテナンス費用

  • 中古ポルシェは、特にエンジンやトランスミッションの修理が高額になりがち
  • 部品価格も高く、専門のディーラーや修理工場での対応が必要

先述の通り、中古ポルシェのメンテナンス費用は新車に比べて高額になりがちです。
特に、エンジンやトランスミッションの修理は非常に高価で、数十万円を超えることも珍しくありません。

これらの修理・メンテナンスには専門のディーラーや修理工場の利用が必要で、一般的な修理工場では対応できないケースが多いため、メンテナンス費用は綿密に調べておきましょう。

自分が払える金額なのかどうかをしっかり見極めることによって、後悔しない車を選択することが重要です。

過去のオーナーによる使用状況

  • 事故歴や修理歴のチェック
  • 走行距離が多い車は、主要部品の摩耗が進んでいる可能性があり

中古ポルシェを購入する際には、過去のオーナーによる使用状況を確認することが重要です。

特に事故歴や修理歴の有無は、車の状態を把握する上で不可欠です。

また、走行距離が多い車は、エンジンやサスペンションなどの主要部品の摩耗が進んでいる可能性が高く、将来的に大きな修理が必要になるリスクがあります。

整備記録の確認を通じて、定期的なメンテナンスが行われていたかどうかもチェックする必要があります。

これらを確認することによって、車の購入価格の妥当性と今後かかる維持費の試算をすることができます。

値下がり率が高い車種の存在

  • 特にSUVモデルは新車時と比べて価格が大きく下がる傾向がある
  • 購入時の価格と将来のリセールバリューの両方を考慮するべき

ポルシェの中古市場において、特にSUVモデルのカイエンやマカンなどは、新車時に比べて価格が大きく下がる傾向にあります。

これは新車時のプレミアム価格が影響しており、中古市場での需要と供給のバランスによって価格が変動します。

一部のモデルでは、新車時の価格から急速に値下がりするため、購入時の価格だけでなく、将来のリセールバリューも考慮する必要があります。

ポルシェを購入することは決して安い買い物ではありません。だからこそ、しっかりとした情報収集、それも必要な情報を得ることが大切です。

だからこそ、以上3点をポルシェの中古車を購入する前には必ず確認しておきましょう。

ポルシェの中古車の購入ガイド

本セクションではついに、ポルシェの中古車を購入する際に行うべきことを説明します。

ポイントは以下の3点です。

  • 信頼性のある販売店を選ぶ
  • リセールバリューの高いモデルを選ぶ
  • ポルシェの中古は長くて10年程度乗れる

では、それぞれ見ていきましょう。

信頼性のある販売店を選ぶ

中古ポルシェを購入する際には、信頼性のある販売店の選択が非常に重要です。

個人的には認定中古車ディーラーやポルシェ専門店での購入を推奨します。
これらの店舗は一般的に品質保証やアフターサービスが充実しており、中古車の品質も保証されていることが多いからです。

購入前には、販売店の評判や口コミを確認し、信頼できる店舗かどうかを判断することが重要です。認定中古車は価格が高い場合もありますが、品質と保証が担保されているため、長期的に見て安心して購入できると言えます。

リセールバリューの高いモデルを選ぶ

皆さんが購入したい・目星をつけているモデルはもうあるでしょうが、再度リセールバリューが高いモデルも検討しましょう。

ポルシェ911やカイエンなどの人気モデルは、将来的に売却する際に有利になることが多いです。また、限定モデルや特別仕様車は、希少性が高く、リセールバリューが高い傾向にあります。

オプション装備やカラーもリセールバリューに影響するため、購入時にはこれらの要素も考慮する必要があります。

基本的にこれらは「需要」によって作用されるものなので、できるだけ人気な色・モデルを選ぶことが大切です。

ポルシェの中古は長くて10年程度乗れる

維持費などを考慮すると、乗れる期間も気になりますよね。

ポルシェの中古車は、一般的に適切なメンテナンスを行えば10年以上乗ることが可能です。

部品供給が続く限り、修理して乗り続けることも可能ですが、メンテナンス費用は高額になることを念頭に置く必要があります。

ポルシェの耐久性は高いとされていますが、中古車の場合、前オーナーの使用状況によっては、早期に大きな修理が必要になることもあるため、購入前の徹底したチェックが不可欠です。

まとめ

  • 中古ポルシェの購入を避けるべき理由:
    • メンテナンスと交換部品が高額。
    • 使用状況により部品が消耗している可能性がある。
    • 値下がり率が高いモデルが存在する。
  • メリット:
    • 初期費用の節約。
    • 限定モデルや希少車種の入手可能性。
    • ポルシェの品質と魅力を低価格で体験。
  • デメリット:
    • 高額な維持費。
    • 使用履歴によるリスク。
    • リセールバリューの急速な減少。
  • 購入前のチェックポイント:
    • メンテナンス費用。
    • 過去のオーナーによる使用状況。
    • リセールバリュー。
  • 購入ガイド:
    • 信頼性のある販売店を選ぶ。
    • リセールバリューの高いモデルを選ぶ。
    • 中古ポルシェは最長で10年程度乗れる。
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この記事を書いた人

車雑誌・ラジオ・新聞コラムを担当する車好きなFP記者。特に、車一括査定は「取材」と「実用」で精通!
資格:教員免許/FP技能士/カーソムリエ/WEBライティング実務士

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