理想の車を購入する際に、最も恐れることの一つとして「ディーラーにカモられること」があると思います。
そして、
「友達に聞いたらもっと値引きができたかもしれなかった、、」
と泣き寝入りする可能性も。
だからこそ、ディーラーのカモ客にならないために対策を講じることはとても大切です。
本記事では、まずディーラーのカモ客がどのような人かを解説し、カモ客にならないための対策・事前準備もお伝えします。
是非ご参考にしてください。
ディーラーのカモ客とは?
ディーラーのカモ客とは、ディーラーの言いなりになって自分に不利な条件で車を購入してしまう人のことを指します。
そして、ディーラーのカモ客になりやすい人の4つの特徴は以下の通りです:
- 値引き交渉をしない
- 車の知識が少ない、または初心者
- 下取り価格やローン条件を十分に比較検討しない
- ディーラーの提案に簡単に同意する
これらの特徴を持つ顧客は、ディーラーにとって利益を上げやすい「カモ」になりがちです。
一つ一つ、詳しくみていきましょう。
値引き交渉をしない
ディーラーのカモ客の最も一般的な特徴は、値引き交渉をしないことです。
多くのディーラーは、価格交渉の余地を持っています。
ですので、交渉を試みない顧客は、ディーラーにとっては簡単に利益を上げる「カモ客」とみられてしまいます。
車の知識が少ない、または初心者
車の購入に関する知識が少ない、または初めて車を購入する人は、ディーラーのカモ客になりやすいです。
このような人は、ディーラーの提案に疑問を持たず、不必要なオプションやサービスを受け入れる可能性が高いです。
初心者だとしても、しっかりと事前にリサーチをすることが大事ですね。リサーチの内容は、次の項目につながります。
下取り価格やローン条件を十分に比較検討しない
多くの顧客は、下取り価格やローン条件を十分に比較検討しません。ディーラーはこれを利用して、不利な条件を提示することがあります。
そのため、一番良いのは下取り相場や値引き相場、加えてローン条件などを事前にネットで調べることと、複数のディーラーと話すことによって対策することです。
ディーラーの提案に簡単に同意する
ディーラーの提案に簡単に同意する顧客もカモ客になりやすいです。
ディーラーは、顧客が提案に疑問を持たないことを利用して、高価な車や追加のサービスを売り込むことがあります。
以上4点が、ディーラーに「カモ客」と思われてしまう方々の特徴です。
一つでも当てはまっていたでしょうか?
当てはまっている人で、これからのディーラーとの交渉が心配になっている方々は、次から解説する対策を実践してみましょう。
ディーラーがカモ客に用いる手口と対策|当てはまったら気をつけよう
自動車ディーラーが利用する手口を理解することは、賢い車の購入において非常に重要です。
以下は、ディーラーがよく使う手口のいくつかです。
- 価格交渉の余地を隠す
- 下取り価格を低く見積もる
- 不必要なオプションや保険の販売
では、一つ一つ見てみましょう。
価格交渉の余地を隠す
ディーラーはしばしば、車両の価格に交渉の余地がないかのように振る舞います。しかし、実際にはほとんどの車両には値引きの余地があります。ディーラーはこの事実を隠し、顧客が交渉を試みないように仕向けます。
イメージですが、このようなやり取りが想定されます。
顧客:「このモデルの価格は交渉可能ですか?」
ディーラー:「申し訳ありませんが、この車は人気モデルで、価格は固定されています。値引きの余地はないですね。。」
このように言われてしまった場合は、できるだけ他のディーラーを競わせるようにしましょう。
間違っても、交渉術で強行突破しないようにしましょう。ディーラーとの関係性は値引き交渉の時に大きく関わりますし、できる限り冷静に話し合うことで、より良い結果が得られるはずです。
下取り価格を低く見積もる
ディーラーは、顧客の現在の車の下取り価格をわざと低く見積もることがあります。
イメージすると、以下のようにサラッと査定されるでしょう。
顧客:「現在の車の下取り価格はどれくらいですか?」
ディーラー:「この車種ですと、市場価格は約50万円ですが、状態を考慮すると40万円が妥当ですね。」
低く見積もった後、わざと「値引きの代わり」と言われて見積価格を上げてくる場合があります。
この時、「より値引きができた!」と思っていたら大間違い。ディーラーはわざと低い下取り価格を伝えることによって、相手を満足させているケースがあります。
このような場合は、できる限り事前に下取り査定額を他の場所からも獲得しておくことが重要でしょう。
例えば、一括査定サービスは一番効率の良い方法の一つです。
一括査定サービスを活用すれば、一度の入力で多くのディーラーから査定を得られます。
中でも、ズバット車買取比較は32秒の入力で最大10社を競わせることができます。それも無料です。
もし気になったら以下の記事を確認してみてください。
不必要なオプションや保険の販売
ディーラーが不必要なオプションや保険を顧客に売り込むことは、しばしば散見される事例です。
これらは高額であることが多く、「実は必要なかった、、」「別の店のほうが安いじゃん、、」となることがあります。
ディーラー:「この車には安全パッケージがオプションで付けられますよ。」
顧客:「それらのオプションは必要ですか?価格はどれくらい上がりますか?」
ディーラー:「安全は重要ですかねぇ。つけたほうがいいですよ。合計で約30万円の追加になります。」
このように言われて、そのまま言いなりになり購入してしまうと、のちに痛い目に遭う可能性があります。
冷静に、慎重に交渉は進めましょう。
以上、ディーラーが顧客をカモにするために使用する一般的な手口を紹介しました。
これらの手口を理解し、適切に対処することで、より良い値段で理想の車を購入できるでしょう。
カモ客にならないための事前準備!
ディーラーで賢く車を購入するためには、以下の2点を事前準備として行なっておきましょう。
- 車の一括査定サービスで、下取り相場を確認すること
- 値引き情報をネットで検索し、値引き相場を確認すること
それでは、詳しく解説します。
一括査定サービスで下取り相場を確認する
車の一括査定サービスは、手っ取り早く今あなたが持っている車の市場価値を知るために使えます。
例えば、ズバット車買取比較を活用すると、無料で最大10社の査定を競わせることができます。
一つのディーラーのみに出してしまうと、カモられる可能性が高くなるため、このように簡単に複数社の査定を受けられるサービスは、ガンガン使っていきましょう。
そして、下取り相場を理解することによって、できるだけカモられるリスクを減らしましょう。
値引き情報をネットで検索し、値引き相場を確認すること
今ではインターネットを活用して、有名な車種であればほとんどの値引き相場を確認することができます。
信憑性はまちまちですが、自分の車がどのくらい値引きされるかの基準を持っておくことは大切です。
できる限り、事前にこのような情報を入手しておいて、ディーラーとの交渉を有利に進めていきましょう。
カモ客にならないための実践的なディーラーとの交渉術
ディーラーとの交渉において効果的なアプローチは以下の2通りです:
- 値引き交渉:ディーラーの心理を理解し、柔軟に交渉する。
- 常套手段に注意する:ディーラーの常套手段を見抜く。
どちらも交渉時に活用できる重要なテクニックですので、解説していきます。
値引き交渉
値引き交渉では、ディーラーがどのようにして利益を上げようとしているかを理解することが重要です。
交渉においては、自分の予算と必要なオプションを明確に理解しておき、ディーラーに対してはそれを堅く示すようにしましょう。
また、ディーラーが提示する価格や条件に盲目的に従わず、他のディーラーやオンラインの価格と比較検討しましょう。
交渉は一度で決まるものではなく、時には複数回にわたることがあります。焦らず、最適な条件が得られるまで交渉を続けることが重要です。
常套手段に注意する
車購入時には、ディーラーが用いるさまざまな手口に注意を払う必要があります。
例えば、誤解を招く広告、不透明な金融プラン、下取り価格の過小評価、などです。
これらを避けるためには、購入前に徹底的なリサーチを行いましょう。
また、契約前にはすべての文書を慎重に読み、理解しておくことが不可欠です。
結論として、ディーラーでの車購入は、十分な情報と準備、そして堅実な交渉が鍵となります。これにより、カモ客となるリスクを避け、自分にとって最適な車を適正な価格で購入することが可能となります。
まとめ
- ディーラーのカモ客の定義: 自分に不利な条件で車を購入してしまう人。
- カモ客になりやすい人の特徴:
- 値引き交渉をしない。
- 車の知識が少ない、または初心者。
- 下取り価格やローン条件を十分に比較検討しない。
- ディーラーの提案に簡単に同意する。
- ディーラーのカモ客に用いる手口と対策:
- 価格交渉の余地を隠す。
- 下取り価格を低く見積もる。
- 不必要なオプションや保険の販売。
- カモ客にならないための事前準備:
- 一括査定サービスで下取り相場を確認する。
- 値引き情報をネットで検索し、値引き相場を確認する。
- 実践的なディーラーとの交渉術:
- 値引き交渉:ディーラーの心理を理解し、柔軟に交渉する。
- 常套手段に注意する:ディーラーの常套手段を見抜く。