マツダ CX-30を検討されている方々は、車の性能、費用、など様々なことを気にしますよね。
その中でも、「評判」はとても大事な指標になっていると思います。周りが良いといってくれている車に、できる限り乗りたいですよね。
しかし、CX-30は「失敗」という評判をよく受けています。これはなぜでしょう?
本記事は、「失敗」と言われてしまっているCX-30はどのような車なのかを確認していきます。
是非参考にしてみてください。
「失敗」と言われているCX-30とはどんな車?
マツダ CX-30は、革新的なデザインと機能性を持ったコンパクトSUVとして知られています。
また、CX-3とCX-5の間に入るようなちょうど良いサイズ感とマツダ特有の乗り心地が特徴的です。
しかし、他のコンパクトSUV(ヴェゼルやライズ)と比較すると存在感が低く、コンパクトSUV市場に入りきれていない印象もある車ではないでしょうか?
このように、CX-30はコンパクトSUVとしてマツダが出した、他のモデルの中間点を取るような「切り札」的存在です。
CX-30の新車価格とスペック
新車価格はモデルによって異なりますが、250万円程度から350万円程度の範囲で提供されています。
CX-30は、高効率な燃費と力強い走りを実現するスカイアクティブ技術によるエンジンを採用しています。加えて、安全面では、衝突回避システムや車線維持支援システムなど、最新の安全技術が搭載されています。これによって、快適かつ安全な車へと仕上がっています。
なぜCX-30は「失敗」と言われてしまうのか?
CX-30は、2019年から常にマツダの中ではエース級の車として人気を博していました。
しかし、CX-30には「失敗」という言葉も付きまといます。
このように主張する方々がいらっしゃるのはなぜでしょう。以下が彼らのCX-30を「失敗」と呼ぶ理由として考えられます。
- 乗り心地が悪い
- デザインがダサい
- 思っていたより狭い
一つずつ見ていきましょう。
乗り心地が悪い
一部のドライバーからは、足回りの硬さとシートの狭さにより、乗り心地が悪いという批判があります。
これは長距離移動をする際などはかなり痛手で、スピードを出して走っている時にかなりグラグラする可能性がありますし、加えてシートが体に合っていないと腰などが痛くなってしまいます。
しかし、以下のようなポジティブな意見もあります。
ここでは、マツダのハンドリング性能についてポジティブな意見が寄せられています。
ぶっちゃけ、人によるところですが、シートの広さ、足回りの硬さ、そしてハンドリング性能など、何を重視するかで自分にとっての乗り心地は変わってくるところだと思います。
できる限り自分で運転してみて、判断してみた方が良いでしょう。
デザインがダサい
CX-30は、デザインがダサいと言われてしまっていることが多く、そのほとんどが問題視しているのが下部の樹脂部分です。
ここの黒い部分が安っぽく見えてしまい、特に明るい赤色といったボディーカラーになるとより目立ってしまうことを問題視している方々が散見されます。
しかし、このような主張がある中で、CX-30を「かっこいい」と思う方々も多くいらっしゃいます。
この理由としては、やはり大きなタイヤの存在感、魂動デザインの生きているような流線ボディが出す躍動感が寄与しているのではないでしょうか。
気になる方に関しては、暗いカラーを選んでみるのも良いかもしれないです。人気カラーに関しては以下の記事に書いているので、確認してみてください。
このように、デザインに対する意見は様々であり、結果的には自分がどのくらい満足できるか、という話に行き着いてしまいます。確かに難しい判断にはなってしまいますが、百聞は一見にしかず。一度自分の目で見てみましょう。
思っていたより狭い
CX-30はマツダ3というハッチバック系の車をベースとしており、そこから少し大きくしたコンパクトSUVであると期待されているため、「思っていたより狭い」という意見が散見されます。
同じコンパクトSUVで言うとホンダのヴェゼルは、同社のフィットをベースとしておりうまく社内空間を設計しているため、少々期待はずれと感じてしまう方々がいるのかもしれません。
加えて、「一人で乗っていた時は大丈夫だったんだけど、、」と思う方もいらっしゃるので、できるだけ家族全員で一度乗ってみてから判断した方が良いと思います。
以上の理由で、マツダCX-30は「失敗」と言われてしまうのかもしれません。
しかし、CX-30には根強いファンもいることは事実です。自分の目で見て、自分で実際に乗ってみてから判断しても遅くないのでは?と思います。
失敗しない!CX-30の購入を検討する際のポイント
ここまで、CX-30がなぜ「失敗」と言われてしまうかについて説明してきました。
どの車もそうですが、CX-30にも短所があり、そこを考えながら車を買う必要がありますね。
購入を検討する際には、「紙でわかる性能」「実際に乗ることでわかる性能」「金銭面」の3点を抑えることが重要だと思います。
「紙でわかる性能」は、カタログやウェブサイトに記載されているエンジンの種類、燃費、安全装備の詳細などを細かく確認し、自分に合ったグレードを選ぶことです。
次に、「実際に乗ることでわかる性能」は、実際に試乗することで確かめられる、視界や操作性、乗り心地を指します。
最後に、「金銭面」としては保証期間やアフターサービス、車両の維持費用に関しても事前に情報を収集し、総合的なコストを考慮することが大切です。
結論を言いますと、CX-30を購入する前には、車両のスペックと実際の運転体験を丁寧に確認し、長期的なコストも含めて総合的な評価を行うことが必要だと言えるでしょう。
CX-30はディーゼルとガソリン、どっちがいい?
CX-30は現在ハイブリッドモデルとディーゼルモデルがあります。多くの人たちは、ディーゼルとガソリン、どちらのモデルを購入するかを悩んでいると思います。
結論から言うと、地方に住む人たちはディーゼルを考えるべきですが、都市部在住で長距離を運転しない方々はガソリンで良いでしょう。
ディーゼルはガソリンより燃費が良いという評価が一般的で、CX-30も例外ではありません。
ただし、ディーゼルエンジンは煤が溜まりやすく、メンテナンスが必要というデメリットもあります。
加えて、発進と停止を繰り返す都市部ではあまりディーゼルの特性である燃費の良さが出づらく、結果的に損してしまう方々も多いです。
ですので、長期的にディーゼルを使って得する人たちは、メンテナンスをしっかりしており、長距離の運転を定期的にする人でしょう。
最後に、リセールバリューも気にした方が良いでしょう。人気度によって、CX-30のリセールバリューは変動します。エンジンを選ぶ際にその観点も、少し持っておいた方が良いかもしれません。
ぜひ、より詳しく知りたい方々は以下の記事を参考にしてみてください。
CX-30は狭いのか?
CX-30は後部座席が狭いということを言っているドライバーがいます。
しかし、コンパクトSUVであり、デザイン性にこだわられた車であるため、満足している声も聞こえるのです。
ここはかなり属人的なところであり、実際に家族で試乗してみることが良いかもしれません。
CX-30は燃費が悪いのか?
CX-30は一般的に燃費が悪いと言われています。これは、ディーゼルエンジン・ガソリンエンジンかかわらずです。
これはデータでもみられることで、たとえばホンダ ヴェゼルやトヨタ C-HRに劣る燃費性能です。
口コミでも燃費効率を懸念する声は多く、できる限り気をつけて運転することによって燃費効率を上げている事例が見られます。
ぜひ以下の記事から燃費が悪い理由・改善方法を確認してみてください。
CX-30に乗っている人はどんな人?
CX-30に乗っている人たちは、若年層から壮年層に至るまで幅広い年齢層です。
これは、スタイリッシュなデザイン、優れた運転性能、そして実用性の高い内装が幅広いニーズに応えているためです。
特に若年層はデザインと運転の楽しさを、壮年層は快適性と実用性を高く評価しています。このことから、CX-30は多様な層にアピールしていることがわかります。
また、CX-30は女性オーナーにも人気が高いのが特徴です。
その理由は、エレガントなデザインと取り回しの良さ、さらには安全性に対する高い評価にあります。
特にイタリアやフランスでは、そのスタイリッシュさが女性に高く評価され、良好な売れ行きを見せています。これにより、CX-30は女性ドライバーにも非常に魅力的な選択肢であることが明らかです。
まとめ
- マツダ CX-30はコンパクトSUVで、性能や費用が検討の重要なポイント。
- 「評判」はCX-30選定において大事な指標。CX-30は一部で「失敗」という評判を受けている。
- CX-30は革新的なデザイン、マツダ特有の乗り心地を持ち、中間サイズのSUV。
- 新車価格は約250万円から350万円、高効率エンジン、最新安全技術搭載。
- 「失敗」という評判の理由には乗り心地の悪さ、デザインの問題、狭さがある。
- 乗り心地については意見が分かれており、試乗が推奨される。
- デザインは個人の好みが影響し、実際に見ることが重要。内部空間は期待より狭いとの意見があり、実際に乗ってみることが推奨される。
- CX-30にはファンもいるため、自分で試乗し判断することが重要。購入検討時は、性能の確認、試乗、金銭面の3点が重要。