- 全損とは?全損となった車の2つの選択肢と車両保険について解説! - 2022年4月22日
- 事故車の売り方を損傷レベル別に紹介!高く売るためのコツを4つ伝授 - 2022年4月14日
- 自損事故とは?実際に自損事故を起こした時の対処方3STEPで解説 - 2022年4月13日
車を売却する際に”査定”は必ず付いてくる手順です。
「どうにか実車査定なしで車を売却したい…」
このように考えている方は残念ですが、査定は避けて通れない道になります。ディーラーや業者を使わなければ、査定を省けるのではないかとお考えの方もいらっしゃると思いますが、個人間売買やオークションでもやはり実車を確認して売却を行うのが基本となっています。
たとえ中古車でも購入金額は安くありません。実車を確認して購入するか検討したいのは、購入側の気持ちを考えれば当然ですよね。
私の過去の経験上、実車査定や確認に要する時間は30分〜1時間です。最長でも1時間程度余裕をみておけば間違いありません。思ったより、短いと感じた方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では平均で50分かかる実車査定をできるだけ短くするための事前準備と、無駄な実車査定で終わらないための事前準備について詳しく解説します。
これから車の売却を検討される方はぜひ参考にしてみてください!
このページの目次
できるだけ短く!最短で実車査定を終わらせる事前準備
まずこの章では実車査定を少しでも早く終わらせたい方へ、最短で実車査定を終わらせるためにできる事前準備を4つ紹介します。
- 必要書類を準備しておく
- アピールポイントをまとめておく
- 車の情報をある程度把握しておく
- 出張査定を利用する
実車査定はどうしても直接会ったり、スケジュールを空けておいたりと面倒な点も多いですが、買取や下取りをしてくれる業者は実際に対象の車を見てみないと正確な判断ができません。
というのも、同車種の車は世の中にたくさん存在しますが、同じ走行距離、同じ車両の状態の車は絶対に存在しないので、1台1台実車査定を行うことが必要なのです。
それでは避けては通れない、実車査定を最短で終わらせるための事前準備について詳しく解説していきましょう。
1-1:必要書類を準備しておく
実車査定時には車両の情報がわかる下記書類の提出をお願いされます。
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 納税証明書
- 印鑑(普通車の場合は実印)
- リサイクル券
- 印鑑証明書(普通車の場合)
- 点検記録簿(修復歴や事故歴がわかるもの)
これらの書類は車を売却する上でも必要になる提出書類です。実車査定のタイミングで全て準備ができているとその後の売却までの流れもとてもスムーズに完結しますので揃えておきましょう。
最後に記載している「点検記録簿」は任意で提出になりますが、持っているのであれば必ず提出してください。修復歴や事故歴を隠そうと提出をしないとしても、プロの査定士は見ればわかります。過去の修復歴・事故歴を隠そうとして後でバレてしまうとそれこそマイナス評価になることがありますので注意しましょう。
1-2:アピールポイントをまとめておく
実車査定前に査定士や担当スタッフにアピールポイントを先に伝えておきましょう。
実車査定後に査定結果を見て、アピールポイントを伝えたり、もうちょっと検討して欲しいと話し合いになったりすることはそれこそ時間を使ってしまいます。
- 純正オプション
- 付属品
- 禁煙車
このようなポイントはわかりやすく査定時に高評価の対象となります。もし当てはまる場合はしっかりと実車査定前にアピールしましょう。
ちなみに1つ査定士へのアピールへ繋がるポイントをお伝えします。それは「洗車」をしていくことです。洗車をすれば査定額がUPするのかと言われれば断言することはできませんが、査定士は人です。やはり第一印象でその後の実車査定に影響が出てくるはずだと私は思っています。
1-3:車の情報をある程度把握しておく
愛車だしなんでも知っていると思っている方意外と細かい情報は知らなかったりします。
車種のグレード、年式、走行距離など把握できることは全て把握しておきましょう。査定時に聞かれたり、書いたりするのですらすらと回答できるよう事前にある程度把握しておくとスムーズに進みます!
1-4:出張査定を利用する
ここ近年ではディーラーでも買取業者でも、お店にわざわざ車を運ばなくとも出張査定してもらうことができます。
駐車場まで査定士が来てくれるのでとても楽に実車査定を実施することが可能です。査定中は家の中で待ってればいいですし、無駄な時間を使うことを極力減らすことができます。
実車査定はぜひ出張サービスを利用して依頼してみてください。
無駄な実車査定にしないための事前準備
「実車査定をしてもらったのに、満足いく査定内容ではなかった…」こうならないためにも実車査定を依頼する際に知っておく事前準備があります。
実車査定を行うということは、割と売却の意思が強いはずです。失敗しない売却のためにも、無駄な時間にしないためにもこの章で紹介する2つの事前準備は怠らないようにしましょう。
2-1:査定相場はネットの情報を鵜呑みにしない
査定相場はネットで検索すると情報を得ることができます。
しかし、ネットで出てくる査定相場を全て鵜呑みにしないように注意しましょう。ネットに出ている査定相場はあくまでざっくりとした概算の査定相場です。決してあなたの車の査定価格ではありませんので、この査定価格を思い描いて実車査定に臨むとギャップに落胆する可能性があります。
前章始めでもお伝えしましたが、あなたと同車種の車は世の中にたくさんあっても、同条件の車は絶対にありません。ですので、ネットの情報が正しいとは思っては行けないのです。
ネットの査定相場はあくまで参考相場だと認識しておきましょう。
2-2:査定依頼先をしっかり検討する
実車査定依頼を行う先を適当に選んでは行けません。
また、大手買取業者だから、有名な業者だからという理由で実車査定依頼を行わないようにしてください。
私は過去に9回の売却経験がありますが、一度も大手だったり有名だったりする業者の査定価格が高かったことはありません。フランチャイズ展開してないような業者の方が高い傾向にあるのは経験から断言できます。
ですので、ここでおすすめしたいのは「一括査定」を利用して、買取業者を比較し実車査定依頼先を絞ることです。特にカーセンサーの一括査定を利用することで、実車査定前に概算査定見積りを受け取ることができます。
この概算査定見積りを比較をして条件が良さそうな買取業者をピックアップすることで、無駄な実車査定をしてしまうことはありません。
まとめ
実車査定は30分〜1時間、平均50分程度時間を要します。
そこで今回はこの実車査定の時間をできるだけ最短にするための4つの事前準備と、無駄な実車査定にしないための2つの事前準備をお伝えしました。
これから車を売却する上で実車査定は避けて通れないものです。スケジュールを空けたり、立ち会ったりと面倒ではありますが、今回紹介した事前準備は1円でも高く売るためにも重要なポイントです。
ぜひ実践してみてください!