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いざ車を売却しようと考えた時、まず動かなくてはいけないこと。
それは査定をしてもらい、愛車の売却相場を知ることです。
この時実車査定をしてもらうために買取業者やディーラーに直接連絡をする方、その他にネットで「〇〇(車種名) 相場」などで調べる方など査定結果の把握方法はいくつか考えられます。
私が査定相場を知る方法としておすすめしたい方法は「一括査定」です。一括査定は愛車を買取してもらおうと考える方に強くおすすめしたいサービスであり、おすすめの査定相場を知る方法になります。
ただ、この一括査定にも利用する前に知っておいて欲しい弱点やデメリットがあるのです。
そこで今回は下記3つの査定相場を知る方法の利用前に知っておくべき注意点をお伝えしました。
愛車の売却で損をしないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
このページの目次
「一括査定」利用前に知っておいて欲しい4つの注意点
車の売却を行うなら”一括査定”とよく聞きますよね。前述している通り一括査定は私もおすすめする査定相場を把握する方法です。
一括査定はひとことで言えば、簡単に複数業者と繋がり相見積りができるサービスになります。査定金額は査定を行う業者によって異なるため、売却先業者選びはとても重要です。そこで活躍するのが一括査定になります。だからここ最近では高額売却に一括査定は必要不可欠だと言われるのです。
そんな一括査定の仕組みやおすすめサイトについては下記記事をご覧ください。ここでは一括査定を利用する前に抑えておいて欲しい、4つの注意点について詳しくお伝えします。
注意点①:査定依頼後の大量の営業電話
まず一括査定利用者が口を揃えていう「査定依頼後に来る大量の営業電話」について。
これは正直一括査定をおすすめしている私でも同意見です。この情報を事前に知っていなければ、査定依頼後「もう一生利用したくない」と思う可能性大。
「一括査定=複数業者に査定依頼」になるので、利用した方は文句を言える立場ではありませんが、それでも営業電話の量と出るまでかけ続けてくる感じはとても不快に感じます。
下記記事では査定依頼後の電話回避方法を紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。
注意点②:カーセンサー以外は同程度のサービスの質
これまで一括査定と一括りにお伝えしていますが、一括査定を提供するサイトは10サイト近くあることを私も確認しています。しかし、ここで言いたいのはカーセンサー以外の一括査定サイトは正直どれも同程度のサービス内容であり、そこまで役に立つサービスではないこと。
一括査定サイトを利用して査定相場や売却まで行うのであれば、迷わずカーセンサーの利用がおすすめです。詳しくは下記記事で解説をしていますので、チェックしてみましょう。
注意点③:売却までにひと手間増える
次の章で紹介をしますが、直接買取業者なりディーラーに持っていくことでそのまま売却が行えますが、一括査定を利用することで一つ手間が増え売却まで少し時間がかかってしまいます。
このひと手間こそが「高額売却」の鍵ではありますが、急いでいる方はこの手間をなかなかよしとは思わないものです。
ここは完全に私の主観ですが、ここではひと手間増えると弱点としてお伝えをしていますが、買取業者を探す手間が掛からなくなるのである意味早く売却まで進められるのではと考えます。一括査定依頼自体は90秒程度でできるので利用してみてください。
注意点④:下取り希望の方は利用できない
一括査定依頼ができる先はすべて買取業者になります。
つまり下取り希望の方は利用をしても意味がありません。意外にも知らない方もいますが買取と下取りは全く異なる売却方法です。また、下取り相場と買取相場は同車両であっても異なります。
下取りの場合、次に購入したいと検討している販売店へ下取りの旨を伝え査定を行ってもらいましょう。
直接来店し実車査定を行う前に知っておいて欲しい2つの注意点
一括査定が普及する前やネットが活用される前だと、直接買取業者や中古車を扱う業者へ愛車を持って行き査定をしてもらうスタイルが一般的でした。
この方法は今でも多くの方が利用する査定相場を調べる方法ですが、正直この方法だと損をする可能性が非常に高くおすすめではありません。
愛車の売却で損をするのは嫌ですよね…ぜひこの章でお伝えする2つの注意点を把握しておきましょう。
注意点①:正当な価格か判断しにくい
査定をしてもらい査定結果が出るわけですが、その業者やディーラーの査定結果が正当な査定価格であるかどうか判断しにくい。これが直接来店し実車査定を行うべきではない最大の弱点です。
査定をする。つまり買取をするわけですから売却をしたい私たちとは反対に1円でも安く買取することができれば業者は利益が大きくなります。
そのため業者は最初から最大の査定価格を伝えてくることはほとんどないのです。他社の見積りなどを見せながら交渉を行うとこういったことは回避できますが、他と比較しづらいので直接来店をしてそこだけでの査定結果を信じることはおすすめではありません。
注意点②:相見積りをするには手間がかかりすぎる
複数社周りそれぞれで査定をしてもらい相見積りをすることで一括査定のように相見積りができ、損をすることなく正当な査定価格を知ることができます。
しかし、来店して実車査定を受けるとそこで1時間〜2時間弱の時間がかかり、来店するまでの時間を合わせれば1店舗あたりに要する時間はなかなかの長時間になってしまうのです。
つまり直接来店をして実車査定を行う場合、相見積りをするには相当な手間がかかってしまいます。これは私も実際にある経験ですが、とてもおすすめとは言えません。
相見積りは損をしないためにも、得するためにも実施すべきことですがそれであれば「一括査定」を利用して実施することを強くおすすめします。この部分を補っているのがまさに一括査定なのでしょう。
3:ネット検索で査定相場を調べる前に知っておいて欲しい2つの注意点
今一番多く、信じがちな査定相場を調べる方法。それがネット検索です。
ネット検索は査定相場を最速で調べることができますが、情報が多すぎてどれが正確であるのかわからないものです。信憑性の高い査定相場データだとしてもそれはあなたの愛車と100%同条件ではありません。つまり、正確な査定相場はこのネット検索では得られないのです。
注意点①:ざっくり相場であること
ネット検索で調べられる相場は鵜呑みにしてはいけません。ざっくりした相場であり、あくまで参考価格であると思って表示されたデータを把握しておきましょう。
決してあなたの愛車の査定相場が表示されているとは思ってはいけません。こう理解してしまうと実車査定時のギャップに唖然としてしまうでしょう。
これはよく聞く話であるあるとも言えますね…!
注意点②:あくまでそのサイトが持っているデータベースの平均値であること
ネット検索で得られる査定相場は、そのサイトが過去に掲載していたデータの平均値です。
カーセンサーでも小売相場など中古車に関わる相場情報をたくさん掲載していますが、これらはカーセンサーに掲載された販売価格などをもとに算出された平均値のデータになります。
確かにカーセンサーほど掲載実績があれば、より正確な値になりそうですがやはり愛車と100%同条件な車は過去にもないはずです。リアルな査定相場を知りたいのであれば、一括査定を利用して査定相場を調べてみましょう。
まとめ
今回は下記3つの車の査定相場を調べる方法に関して、事前に知っておくべき注意点をお伝えしました。
知らなければ売却時に損をしてしまう可能性が大いに考えられます。
- 一括査定利用時
- 直接来店して実車してもらう時
- ネット検索時
それぞれ便利なメリットがありますが、反対に利用する際にしっておくべき注意点があります。
これから売却を検討している方はぜひもう一度見直して実施してみましょう。