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皆さんは記念日といえば、何の記念日を思い浮かべるでしょうか?
2月11日の建国記念日のように祝日になっているものは国民に幅広く認知されていますが、中にはごく一部の人しか知られていない記念日も世の中には数多く存在します。
インターネットで記念日を調べてみると、日本には毎日何かしらの記念日があるのですが、これらの記念日は関係省庁や地方自治体、各種団体、企業などが制定しており、一般社団法人日本記念日協会によって認定・登録されています。
今回はその中から車や交通にまつわる記念日をピックアップして紹介いたします。
このページの目次
車に関する記念日
オープンカーやスーパーカーの記念日
4月5日は「オープンカーの日」ですが、桜の舞う中を走行できるオープンカーにとって最高のシチュエーションを味わえる時期であることから、オープンカーの普及を推進する日本オープンカー協会によって制定されました。
続いて毎年11月1日は「スーパーカーの日」、パフォーマンス、スタイル、エモーションの3つがナンバーワンと1が3つ並ぶことから、一般社団法人日本スーパーカー協会がスーパーカーの魅力を広める目的で2015年に制定した記念日です。
大切な愛車の記念日
1915年5月25日に輸入車の正規ディーラーを展開するヤナセの前身「梁瀬商会」が創業されました。
創業100周年を迎えた2015年に、「車を大切にする心」と「車のある人生の豊かさ」をアピールするために5月25日を「愛車の日」として制定しました。
現在では「愛車の日」にはヤナセだけでなく、JAFが無料のマイカー点検教室を開催するなど、車に関する各種団体や企業がイベント等を開催しています。
元祖EV車の記念日
5月20日「電気自動車の日」は車のバッテリーを製造する株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション(GSユアサ)が、2009年に制定した記念日です。
同社の前身である日本電池株式会社が1917年に創業された際に、アメリカから電気自動車の元祖ともいえるデトロイト号を輸入しましたが、2009年に約90年ぶりにこのデトロイト号を復活させたことから、「電気自動車の日」として記念日に制定されました。
車の装備品にまつわる記念日
車の走行に不可欠なタイヤの記念日
4月は春の交通安全運動が開催される月ですが、8は輪(タイヤ)をイメージさせることから、社団法人日本自動車タイヤ協会が2000年に4月8日を「タイヤの日」として制定しました。
タイヤは自動車にとっては必要不可欠な存在のことから、普段はあまりタイヤを気にかけないドライバーにも正しい使い方のPRを行い、交通安全に寄与することが制定の目的とされています。
梅雨時の必需品ワイパーの記念日
6月6日は「ワイパーの日」ですが、ワイパーブレードメーカーで構成する日本ワイパーブレード連合会(JWF)が、雨の日に車の視界を保つことで安全を確保するワイパーブレードの適切な交換を呼びかける目的で制定しました。
日付の由来は、梅雨の時期で雨が多い6月にワイパーは2本1組であることから6が2つ並ぶ6日に決められたそうです。
EV車にも必要なバッテリーの記念日
12月12日は「バッテリーの日」、冬場はバッテリーにとって過酷なシーズンであることから、ドライバーにはバッテリーの点検を行ってもらうことを目的に制定されました。
日付の由来は野球の投手と捕手の守備位置が数字の「1」と「2」で表示されることから、12月12日に制定されたそうです。
その他の交通にまつわる記念日
日本初の女性ドライバー誕生の日
1917年9月27日に栃木県の渡辺はまさん(23歳)が、日本人女性として初めて運転免許証を取得したことから、9月27日は「女性ドライバーの日」として制定されました。
現代では多くの女性が運転免許証を取得していますが、当時はセンセーショナルな出来事だったようです。
自動交通信号機が設置された記念日
1931年8月20日に、東京・銀座の尾張町(現在の銀座4丁目)交差点や京橋交差点など34カ所の交差点に、日本で初めての3色灯式自動交通信号機が設置されました。
このことから、毎年8月20日は「交通信号設置記念日」として記念日に制定されています。
また、当時の信号機は現在と同じく左から青・黄・赤の順で配列されていましたが、信号機の色が変わるたびにベルで知らせていたそうです。
日本で初めてバスが運行された記念日
1903年9月20日に京都市内で日本初の営業バスが運行されましたが、このことから1987年に全国バス事業大会によって毎年9月20日を「バスの日」として制定されました。
当時のバスは蒸気自動車を改造したもので、6人乗りの雨風をしのぐ幌もない小さな車だったそうです。
また、毎年「バスの日」には、バス運転者の不足を解消したり、子どもとバス・運転手との交流を深めることを目的に、各地でさまざまなイベントやキャンペーンが開催されています。
まとめ
今回は車や交通にまつわる記念日をピックアップして紹介いたしました。
記念日の多くは車や交通に対する理解を深める目的のものや、交通安全を願うものなど、制定する側の想いが込められているようです。
今回紹介したもの以外にも車や交通にまつわる記念日はありますが、みなさんにも記念日を通して車や交通への理解や知識を深めていただければと思います。
【参考】
● 雑学ネタ帳|今日は何の日・明日は何の日