- N-BOX!JF3とJF4の違いは?駆動方式と使用目的で選ぶべき - 2024年12月23日
- 車内のスマホスタンドは違法なの?合法的に設置するためのポイント - 2024年12月22日
- 自動車の名義変更で委任状がいらないケースは?分かりやすく解説 - 2024年12月19日
ランドローバー ディフェンダーOCTAの全容が、ついに7月3日に発表(ヨーロッパ向け)され、ディフェンダーの歴史の中で新たな高みを示しています。
この車両は極限のパフォーマンスと頑丈なラグジュアリーを兼ね備え、これまでにない最強で最も高性能なディフェンダーとなっているようです。
また、シーリング等の改良により、水深1Mまでの走行が可能になったようです。
このページの目次
SUV「ディフェンダーOCTA」は水深1MまでOK
項目 | 詳細 |
---|---|
車高の向上 | 28mmの車高アップにより、水中走行時の安定性とクリアランスが向上。 |
アンダーボディプロテクション | 頑丈なアンダーボディプロテクションが水中走行時の車両保護を強化。 |
エンジンおよび電子機器のシーリング | 重要なコンポーネントが水の浸入を防ぐためにしっかりとシーリングされている。 |
排気システム | 排気口が高位置に設置され、アクティブエキゾーストシステムにより水中での排気ガスの放出が可能。 |
設計とテスト | 特殊な水中走行テストと設計により、1メートルの水深まで対応可能な性能を確保。 |
主な改良点と水深1MまでOKな理由
ディフェンダーOCTAが1メートルの水深まで対応できるのは、以下の設計によるものです。
- 改良された車高と姿勢
- 強化されたアンダーボディプロテクション
- 特殊なシーリング
車高が28mm高くなり、トレッド幅が68mm広がったことで、優れた安定性と走破性を確保。
頑丈なアンダーボディプロテクションが、水中走行時の車両の保護を強化。
エンジンや電子機器など、重要なコンポーネントが水の浸入を防ぐためにしっかりとシーリングされています。
この設計により、深い水の中でも安心して走行できる性能を発揮します。
気になる排気系統について
ディフェンダーOCTAは排気ガスの問題にも対処しています。具体的には、以下の点が挙げられます:
- 高位置に設置された排気システム
- アクティブエキゾーストシステム
- シーリング技術
排気口が高い位置に設置されているため、水中での排気ガスの放出が可能です。
これにより、水中でもエンジンが効率よく動作し、排気ガスを安全に排出します。
エンジンや排気システムのシーリングが強化されており、水の浸入を防ぎます。
これらにより、ディフェンダーOCTAは深い水深でもエンジンの動作と排気ガスの管理が可能です。
水深1MまでOK!がもたらすこと
冒険の可能性の広がり
ディフェンダーOCTAの優れた水深対応性能により、通常のSUVでは到達できない場所への探索が可能になります。深い川や湿地帯などの未開発地域でも、問題なく走行できるため、アウトドアや探検活動がさらに充実します。
多用途な災害対応
災害時には、ディフェンダーOCTAがその真価を発揮します。
洪水や水害時に、人々を安全な場所に避難させたり、緊急物資を届けたりするための信頼性の高い移動手段として機能します。また、消防や救急などの緊急対応車両としても利用可能です。
オフロード愛好者への訴求
オフロード愛好者にとって、ディフェンダーOCTAの水深対応性能は大きな魅力です。
様々な地形や気象条件に対応できるため、どんな環境でも安心してドライブを楽しむことができます。これにより、アドベンチャーツアーやキャンプ、ハンティングなどのアウトドア活動が一層楽しめます。
商業用途での利用
農業や建設業などの業界では、ディフェンダーOCTAの水深対応能力が役立ちます。
例えば、浸水した農地の点検や、洪水後の復旧作業などにおいて、スムーズに移動できることで効率が向上します。
圧倒的なパワーとパフォーマンス
エンジンとパフォーマンス
ディフェンダー OCTA は、BMW 製の 4.4 リッター ツインターボ V8 エンジンを搭載し、635PS(467kW)と 750Nm のトルクを発揮します。オーバーブースト時にはトルクが 800Nm に達し、0-100 km/h をわずか 4 秒で加速します。
先進的なサスペンション
OCTA には 6D ダイナミクス サスペンションシステムが導入されており、油圧リンクされたアクティブダンパーが備わっています。
このシステムは、オンロードでのピッチやボディロールをほぼ完全に排除し、オフロードでの最大限のホイールアーティキュレーションを可能にします。
デザインと機能
エクステリア
OCTA は新色のファローグリーン塗装とユニークなチョップドカーボンファイバーのディテールが施され、20インチの鍛造合金ホイールを装備しています。スタンスは68mm広く、地上高は28mm高くなり、クリアランスと安定性が向上しています 。
インテリア
内装はカーキとエボニーのウルトラファブリック素材とシームレスなニットインテリアが特徴で、「ボディアンドソウル」シートには先進的なスピーカーシステムが組み込まれています。
機能性と耐久性
オフロード性能
ディフェンダー OCTA は極限のオフロード条件で優れた性能を発揮するよう設計されています。長いウィッシュボーンと独立したアクティブダンパーを含む改良されたサスペンションコンポーネントにより、さまざまな地形での優れたパフォーマンスを実現します。
テストと開発
OCTA は、ニュルブルクリンクでの高速耐久テストや、モアブやドバイでのオフロード試験など、厳格なテストプログラムを経ています。この広範なテストにより、車両の堅牢性と信頼性が確保されています。
項目 | 詳細 |
---|---|
モデル名 | ディフェンダーOCTA |
エンジン | 4.4リッター V8ツインターボ |
最高出力 | 635馬力 |
最大トルク | 750Nm(ダイナミックローンチモードでは最大800Nm) |
加速 | 0-60mphを3.8秒で達成 |
トランスミッション | 8速オートマチック |
サスペンション | 6Dダイナミクスサスペンション |
車高 | +28mm |
トレッド幅 | +68mm |
オフロードモード | OCTAモード |
タイヤ | 33インチ |
エクステリア | 専用グリルデザイン、4本出しアクティブエキゾーストシステム |
インテリア | バーントシエナセミアニリンレザー、エボニーKvadratテキスタイルトリム |
シート | 新しいパフォーマンスシート |
まとめ
ディフェンダーOCTAは、性能とデザインの両面で革新的なモデルです。
強力なエンジンと高度なサスペンションシステムにより、驚異的なオフロード性能を実現しています。
特に、水深1メートルまで対応できる点は、エンジニアリングの巧妙さを示しています。
高い位置に設置された排気システムや強化されたシーリング技術など、細部にわたる設計が安全性と信頼性を確保しています。
豪華なインテリアとパフォーマンスシートも魅力的です。
ディフェンダーOCTAは、冒険心をくすぐる究極のSUVと言えるでしょう。
●画像出典・参考
DEFENDER OCTA 発表プレスリリース