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kintoは利用後に買取できない!精算方法大解剖!

kintoは買取できない
       
筆者たかまさ
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「kintoのリース期間終了後は買取ができるのか、そうでないのか知りたい」と考えている人も多いでしょう。

カーリース期間が終了した後に買取ができれば、気に入った車のオーナーにそのままなれます。

しかし、もしオーナーになりたいのに「契約上買取はできない」と言われたらどうでしょうか。

今まで支払った月額費用が少しもったいなく感じてしまう恐れもあります。

本記事ではトヨタのサブスクサービスであるkintoが、カーリース期間終了後に買取できるかどうかを徹底解説していきます。

kintoはリース契約後に買取できないのか?

結論からお伝えすると、kintoはリース契約後に買取ができません。
公式ページからよくある質問を確認すれば買取できないことがわかります。
kintoは買取できない
引用元:kinto公式
この画像をもとにkintoのリース契約がどのようなものかを解説していきます。

契約期間中にも買取できない

上記画像にも記載されていますが、kintoは契約満了もしくは契約途中であっても買取ができません。

今後サービスが発展すれば買取が可能になる可能性もありますが、2022年6月時点では規約の変更がなされていないため不可能です。

そのため、リースで複数の車を乗り回し気に入った車のオーナーになるといった使い方をしたい人は他のカーリース会社を利用しましょう。

どのカーリース会社がサブスクから車買取に変更できるかまとめた記事があるので、気になる方は以下を参考にしてみてください。

気に入った車を買取できるカーリース会社を知る

kintoと契約する場合には契約期間に注意する

先ほどの解説からkintoは悪くいうと、「一生車のオーナーになれない」カーリース会社です。

そのため、通勤や日常生活で車を何度も使う方の中で頭金を用意できずにkintoを利用する場合には契約期間に注意しましょう。

kintoの契約期間は3年・5年・7年となっています。

  1. 3年の契約期間:月々の支払い金額が高く余裕がなくなる
  2. 月々の支払い金額は少ないが最終的な支払い金額が高くなる

このように契約期間によって月々の支払金額やトータルの支払い金額に大きな違いが出てくるため、今現在の状況だけで判断するのではなく、将来的に支払いに耐えられるかを考えながら契約してください。

kintoの契約終了後の精算について

ここまでkintoで借りた車の買取について深堀りしてきましたが、続いては契約終了後の精算について解説します。

  1. kintoの残価精算方式を知る
  2. 車の状態による精算
  3. 走行距離での精算

これらの精算についても契約前に知っておかなければ、契約終了後に多額の精算金が掛かる事態に陥ってしまいます。

kintoの残価精算方式を知る

kintoの残価精算方式は原則清算金が発生しないクローズドエンド方式です。

クローズドエンド方式は、カーリース会社が将来の車の資産価値を「残価」という形で算出し、その残価を低く設定することでリースを受けている人が支払う金額を高くする傾向にあります。

一方でオープンエンド方式はカーリース会社が残価を高く設定して、月々の支払いを低く設定できる代わりに精算金が発生する方式です。

このように各カーリース会社で残価精算方式が異なるので、カーリースを考える方は必ずチェックしなければなりません。

車の状態による精算

kintoはクローズドエンド方式による残価設定がなされていて、原則清算金は必要ありませんが、車の状態による精算金は発生します。

たとえば、次の画像のように傷やへこみといった車の価値を下げてしまう要因が点数化されます。
kintoはへこみで減点
引用元:kinto公式

この点数が100点を超えると、超過した点数分1,100円を清算金として支払わなければなりません。

仮に110点と算出された場合には、(100ー110)×1,110円=ー11,000円となります。

走行距離ではどのような影響を受けるの?

kintoは走行距離制限が月間1,500kmに設定されています。
より具体的に契約年数別の走行距離制限を算出すると次のとおりです。

契約年数走行距離制限
3年54,000km
5年90,000km
7年126,000km

これらの走行距離制限を超過した場合、1kmにつき11円の支払いを行なわなければなりません。

仮に1,000km超過した場合には11,000円の支払いとなります。

日常使いの走行距離は気にするほどのものでもない

車の走行距離をきちんと測ったことのない人にとっては、「走行距離制限って怖くない?」と考えられるかもしれません。

しかし、kinto公式からの情報によると平均的な走行距離は年間で1万kmとなっています。

そのため5,000kmもの余剰分が毎年与えられている計算になるので、日帰りの小旅行を数回する程度であれば問題にはなりません。

kintoで買取を意識しなくても向いている人

ここまでkintoで契約を終了させたときの精算について解説してきましたが、続いてはkintoの利用が向いている人の特徴を解説します。

車の利用だけで考えている人

kintoの利用が向いている人の特徴として、車を所有せず利用したいだけと考えている場合が考えられます。

kintoはサービス改訂がない限り車のオーナーにはなれないので、単純に手頃な価格で車を利用したい人におすすめです。

  1. お金が貯まったらオーナーになりたい人
  2. 3年くらいは車を使う予定のある人

最低3年の契約期間があるため、車を利用する需要がある人であっても3年後も使っているかどうかで判断する必要がある点には注意しましょう。

車を短期間で乗り換えたい人

続いては車を短期間で乗り換えたい人です。

kintoはトヨタ車のサブスクサービスであり、さまざまな車種が揃っています。

そのため一度利用したら、次も新車購入のような煩わしい契約なしに次の車に乗り換えられます。

もちろん解約違約金を支払いたくなければ、3年乗り続ける必要もありますが、乗り換えをとにかくしたい方であれば「違約金フリープラン」も用意されているので状況に応じてプランを使い分けると良いです。

kintoが向かない人

一方でkintoが向かない人もいるのが事実です。
具体例をお伝えすると次のとおり。

  1. 車のオーナーになりたい人
  2. リースを通して自分にあう車を見つけたい人

それぞれの特徴をお伝えします。

車のオーナーになりたい人

繰り返しお伝えしていますが、kintoは絶対に車のオーナーになれないカーリース会社です。

そのため愛着が湧いた車を手放せなくなるだろうなと考える人は、できる限り買取ができるリース会社を利用しましょう。

もちろん買取には残価の精算も必要になりますが、新車購入ほどの金額は必要ないのでお手頃な価格で購入できます。

リースを通して自分にあう車を見つけたい人

リースを通して自分にあう車を見つけたい人にもkintoはおすすめできません。

仮に違約金フリープランを利用して乗り換えを自由に楽しみ、「この車が一番しっくり来るな」と思っても買取はできません。

kintoを利用して自分にあった車を探すのであれば、そもそも買取ができるカーリース会社を選ぶべきです。

ただ新車購入を絶対にするといった方であれば、最終的なゴールが新車購入になるので、kintoの利用価値は生まれます。

kinto以外に買取ができるリース会社一覧

ここまでkintoが向かない人の特徴をお伝えしてきましたが、このような人が利用すべきカーリース会社はどのようなものがあるのでしょうか。
一覧表にまとめてみました。

サービス名定額カルモくん
※ オススメ
ワンプライス中古車リースMyCar定額ニコノリパック
対応エリア一部の離島を除いて全国納車可能一部の離島を除いて全国納車可能全国対応(オンライン販売の場合)
車種トヨタ・ホンダ・マツダ・スバル・ダイハツ・日産・スズキ・三菱トヨタ・ホンダ・マツダ・スバル・ダイハツ・日産・スズキ・三菱トヨタ・ホンダ・マツダ・スバル・ダイハツ・日産・スズキ・三菱
中古車の有無ありありあり
契約方式クローズドエンド
買取オプションあり
クローズドエンドオープンエンド・クローズドエンド選択可
契約期間1~11年13~108か月1年~7年
月額料金(税込)12,342円~
※最安ミライ―スの場合
9,350円~
※最安ミライ―ス・アルトの場合
5,500円~
走行距離制限平均1,500km/月
※7年以上で制限なし
無制限
※月1,500kmを超える場合は要相談
無制限
買取の有無ありありあり

気になるカーリース会社があれば、各公式HPで確認してみると良いでしょう。

kintoは買取できないからこそ利用目的を絞ろう!

kintoでは残念ながらリース期間が終了した車をどれだけ気に入っていようが、買取できません。

そのため利用目的を絞って使うのがベターです。

たとえば、次のような利用目的が考えられます。

  1. 直近から3年間でどうしても単身赴任しなくてはならなくなった
  2. 急な転勤で車が必要になった
  3. 解約金フリープランでとにかく乗り換えを楽しみたい

このようにきちんとした目的を持ってkintoを利用するのであれば、カーライフを充実させる選択となります。

しかし、取り急ぎ車が必要・欲しいからといった理由であれば単にお金を浪費してしまう結果になってしまうので注意しましょう。

【サイト監修者】
Tomoki
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